先日あるテレビ番組で野菜を使ったスイーツの有名店が紹介されていました。
野菜というと苦手な人も多い中、フルーツのようにうまく取り入れて、美味しいスイーツに仕上げています。
ところがそこに買いに来ているお客さんのコメントが、ちょっと気になりました。
「野菜を使ったスイーツなのでいくら食べても大丈夫」、「野菜を使っているので健康的」といったものです。
ちょっと待ってください!
野菜=健康というイメージがみなさんあるようですね。
基本的にそれは間違いではありませんし、そういう意味ではフルーツだって十分健康的です。
でもそれは調理の仕方次第ということです。番組ではもちろん作っている風景も出ていました。
当然クリームにバター、砂糖をたっぷりです。甘さ控えめ、といってもそこはやはりスイーツですから相当入っています。ですから中に野菜が入っていようが、『量を食べれば不健康』ということをちゃんと認識する必要があります。
食品の一部のイメージだけで全体を捉えて、健康によいとか悪いとかいう傾向が強いようです。
たとえば大豆を使ったバーケーキがありますが、大豆ということで痩せるダイエット食品として捉える人が多いようです。ところが1本当たりのカロリー量は結構ありますので、量を食べれば普通の食事より肥る結果になります。
野菜スイーツや大豆のバーケーキが不健康だとはいいませんが、
食事の仕方、料理の仕方次第で健康的な食材も不健康になりうることは、
皆様のライフケアのためにも正しく理解していただけたら と思います。
真の健康志向の皆さん、是非ともかしこい調理や食べ方を身につけていきましょう。
手作りスイーツに興味のある方は、メタボヘルプ.comで紹介しているデザートレシピもご参考までに。
この洞窟住居は全体がホテルになっていて、主人の息子さんがお茶を入れてくれました。

お茶はこのように高いところから何度も注いで、泡を立てて飲む甘いお茶です。
沖縄地方に伝わるお茶で、ブクブク茶(福福茶と書き、幸運のお茶という意味のようです)というのがあります。
このお茶は大きな茶筅で泡を立てて泡を飲む風習がありますが、
非常に良く似たものです(何かつながりがあるかどうかはわかりません)。
ドバイ編でも書きましたが、甘い飲料は少量で喉の渇きをいやしてくれるので、このお茶も大変甘いものでした。
洞窟住居は真ん中に縦穴があって、それぞれ横に掘られて、部屋になっています。

ドイツからの観光客で、ここに宿泊しているそうです。

部屋は結構な数があって、それぞれ個性的でした。


最後にリビアのレストランでいただいたサラダです。
オリーブが豊富に取れるので、料理にはオリーブの実やオリーブオイルがふんだんに使われています。

ドバイなど湾岸の人たちが完全なメタボ体型であったのに比較すると、
ここリビアの人々はまだ体型がスマートです。
観光のポイントとしてはローマ帝国の支配下にあったため
古代ローマの遺跡が多く残っており、そのうちのいくつかは世界遺産にも指定されています。
首都トリポリから南下すると、ナフーサ山地があり、
それを越えるとサハラ砂漠に続くハムラ台地となります。
ナフーサ山地にある、ガリヤンというベルベル人が作った洞窟の住居も訪問できました。
写真はナフーサ山地の風景です。

ガリアンというベルベル人が掘って住んでいたという洞窟住居のすぐ近くにいた子ヤギです。

ガリアンの洞窟住居の入り口です。

洞窟住居の中の1室で現在では宿泊できるようになっています。

下の写真は、町中で建設中のモスク(イスラムの教会)です。

リビアの国民は大半が熱心なイスラム教徒です。
ですから、飲酒に関しては大変厳しく、ドバイがイスラム教とはいえホテルの中などでは結構飲めたのとは異なり、一切ダメです。
またリビアというと危ない国、というイメージが一般にはあるようですが、それはおそらく独立間もない頃のテロ支援により何年もの間、国連から経済封鎖を受けた時の印象が強いためではないでしょうか。
2006年5月に米国との国交回復など、国としても外国に対して開放されており、政治的には極めて安定した国です。
そして、リビア国内も治安は全く不安なく、ある意味東京よりも安全です。確かに政治的なカテゴリーで言うとカダフィ最高指導者による独裁体制ですが、オイルマネーが潤沢なこともあり、国民が虐げられるといったことは全くなく、バングラディシュ等から労働者を受け入れています。
今回は、日本大使館を訪問し、在リビア日本大使からもお話を伺うことができましたが、カダフィ指導者も建国40周年ということもあり、民主主義的政治体制への軟着陸を模索しているとのことでした。
観光旅行はまだしにくいと書きましたが、専門旅行社によるツアー以外での個人旅行はかなり難しいようです。
ビザ取得にちょっと時間がかかるのと、現地に到着したらパスポートを警察に届けるなど欧米への旅行とはちょっと異なる点もあり要注意ですが、専門旅行社によるツアーでしたら細かい手続きはすべて面倒を見てくれるようです。
宿泊した施設が海岸にすぐ近く、そこは地中海が広がっています。ご覧の通り、波は静かで水は透明できれいでした。

さて前回はドバイの旅行記を書きましたが、ドバイに続いてリビアへも足を伸ばしました。
ドバイからリビアへの飛行時間は、5時間ほどですが、超格安航空券だったので、一度トリポリを通り越して、チュニジアの首都チュニスにストップオーバー。
そこで乗客を降ろして、飛行機内部を清掃してまた乗客を乗せて、合計でドバイから9時間かかりました。
まともな料金を払えばこんな航路ではないとは思いますが。
リビアはまだまだ観光旅行などはしにくい地域ですが、今回は日本リビア友好協会ご厚意により、協会の方々とご一緒でしたので、問題なく訪問することができました。
ドバイとは異なり、リビアは北アフリカの地中海に面した国ですので、地中海気候の温暖な地域です。
夏は35度以上になりますが、乾燥しているので東京よりは過ごしやすいそうです。私が訪問したのは4月上旬でしたが、ほぼ東京と同じ気温でした。
宿泊した施設が住宅街にあり、そこからの風景を1枚。

新型インフルエンザの感染者数が日に日に増えてきていますね。
先ほど、予防について質問を受けましたので、皆様にもお知らせしたいと思います。
『新型インフル予防として手洗いをしていますが、
どれくらいの頻度ですればよいのでしょうか?』
そもそも、予防の1つとして、手洗いがなぜ重要なのでしょうか?
インフルエンザは、感染している人の咳、くしゃみによる飛沫にウイルスが乗って、
それが感染の元になります。
そういった飛沫が感染している人の手について、
その触ったところをまた触ると感染する というわけです。
従って、危ないところを触ったら、自分の口とか鼻を触る前に
ウェットティッシュなりで手を拭くか、洗うかすれば予防につながるわけです。
『外出から帰ったら手を洗ってうがいをしましょう』、と良くいいますが、
外出中に自分の口や鼻を手で触っていれば、感染の予防にはならないということです。
もちろん家にいる他の家族に移さないという意味では、帰ってからの手洗い、うがいは大事ですが、
自分が感染してしまっては元も子もありません。
予防法はよくその理屈を知った上で実行していきましょう。
さて、本ブログは基本的には健康関連ブログなので、ドバイの人々の健康についても書きたいと思います。
こちらの人々ははっきり言って皆さん肥満体です。
中東の健康問題で最も大きなものは糖尿病で、しかも糖尿病壊疽で足の切断になるような、重症患者が多いとのこと。
そこでその原因を探ってみました。
ドバイのレストランで食べた料理(実はレバノン料理らしい)を少し紹介しましょう(食べかけの写真ですみません)。
最初はハーブをオリーブオイルで炒めた上に、フライドオニオンをのせ、レモンを絞ってかけたもの。

次がナス、トマト、きのこの炒め煮。

次はちょっと変わっていて、生ラム肉を細かくミンチにして味付けしたもの、上にのっている白いものは松の実です。

次がサモサ風の肉団子の揚げ物、手前のこげ茶の団子はひき肉とたまねぎみじん切り、きのこなどを団子にして衣をつけて揚げたもの、奥のものはさくっとした表面で中は餃子の中身とほとんど同じです。

いずれも脂質、たんぱく質、炭水化物のバランスは取れていて、野菜類も多く、内容的にはそれほど問題とは思われません。
肉類は羊と鶏肉が中心で、牛肉も少しでます(イスラム教徒は豚肉を食べません)。
ただし、食べ残こしが出るくらいにたくさん出さないと失礼に当たる、といった慣習があり、ボリュームが非常に多いので、つい食べ過ぎてしまいます。
また、甘いものが大好きで、コーヒーやお茶など砂糖をこれでもかというほど入れて飲みます。
これも砂漠の民ならではの理由があり、甘い飲み物は少量でのどの渇きを癒してくれます。今でこそ海水を淡水化することにより、真水を大量に得ることができるようになりましたが、かつて水は貴重品、少しの水分で満足できるように、甘味の強い飲み物が嗜好されたようです。
また生活習慣も肥満を促進しています。
ひとつは昼寝。
暑いからどうしても昼寝するのは仕方がないにしても、昼ごはんを食べた直後に昼寝をするものだから、昼ごはんのカロリーが一挙に脂肪蓄積に向かってしまいます。
また昼寝のために夜が遅くなって、遅い時間で大量の夕食となり、これがまた脂肪蓄積の原因となります。
また彼らはスポーツをしません。
これは50度近い暑さの中、スポーツなどやろうものならあっという間に倒れてしまいます。
また移動はすべて車。公共の交通機関は現在建設中のモノレールのみです。
公共の交通機関ですら、『夏の高温の中、駅までどうやってたどり着くのだ!』という批判も起こっているようです。
このようにすべての道は肥満に通じる、といった状況です。
しかし、肥満は今に始まったことではないらしく、昔からアラブの人たちは心筋梗塞、脳卒中などで非常に短命であったそうです。
今でこそ医学管理が良くなったため、寿命が多少は延びていますが、根本は何も変わっておらず、これらの習慣を修正するのは小学生からの肥満に関する保健教育だ、というのが一致した意見だそうです。
4月半ばから機会があって、ドバイとリビアに行ってきました。
そのときの様子をちょっと報告します。
ドバイは超高層のビルが林立する近未来的な人工都市です。

私など、出発前にはアラビアンナイトに出てくるアラブの町並みを想像していたのですが、これはとんでもない間違いでした。
今、ドバイは潤沢なオイルマネーを背景に、世界の金融都市の一翼を担おうとしています。
確かにアメリカ合衆国でのリーマンブラザーズ経営破たんに端を発する金融クラッシュにより、ドバイ経済も大いに傷つきました。
現地では多くの建設中のビルで、工事がストップしている状況が見て取れました。しかし傷ついたとはいえ、相変わらず超巨額の投資資金は維持しており、現在は欧米経済の今後の成り行きを見守っている、といった方が適切かもしれません。
おそらく秋頃から彼らの巨大マネーはまた動き出すでしょう。
今回の金融恐慌で、ドバイの成長神話は終わった、というようなテレビ番組もありましたが、今回ご一緒させていただいた、中東経済に詳しい方によりますと、実際には5%以上であった経済成長率が、落ちたとはいえ、まだ3%は保持しており、経済成長率0%以下の日本に比べたらずいぶんまし、といえるそうです。
実際街中は活気にあふれ、ひところの車の大渋滞はだいぶ減ったとの事でしたが、それでもちょうど正常に戻ったという感じだそうです。

街の風景に目を移しますと、こちらの人たちは何でも世界一が大好きとのことで、ドバイタワーも現在800mの高さで建設がストップしておりますが、これは経済の落ち込みが原因ではなく、他の国でこれをしのぐタワーが作られている事から、計画を練り直して1000mにするとのことだそうです。
インフルエンザウイルスが新型かどうかを判定するのに結構時間がかかっているようです。前回のブログにも書きましたが、ゴールデンウィークに海外旅行に行かれる方は、帰国するときは飛行機に数時間缶詰になることも覚悟した方が良さそうです。
今後この流行がどうなるかはなかなか予想が難しいところですが、少なくとも日本ではこれから高温、多湿の気候状態になってきますので、それほどの大流行にはならないような気がします(これは全く私の個人的予想です)。ただ一端夏の期間に終息はしますが、秋頃にまた復活してくるかもしれません。
今度のウイルスはブタのウイルスですが、基本型はH1N1ですので、ある程度既存のヒト型H1N1と交差反応性があるのではないかと思われます。メキシコで重症患者が多数出ているのは、過去にあまりワクチン接種が行われていないことも原因といわれ、一部では既存のヒト型H1N1ワクチンをメキシコに送って接種を始めたとの情報もあります。従来のヒト型H1N1ワクチンにある程度でも交差反応性があるようでしたら、ちょっとは安心です。この場合は既存ワクチンで誘導される抗体価を、アジュバンド(ワクチンの免疫力を増強する薬剤)などを使って増強してやれば、専用のワクチンをあわてて作らなくてもすむからです。
いずれにしろ、情報がころころ変わっている状況ですので、まだどうなるかわかりません。少なくともWHOがフェーズ5を宣言したので、対策マニュアルのできている企業ではインフルエンザ対策として、感染国から帰国して数日は出社せずに自宅待機で、症状が出ないことを確認することを命ずる会社もあるかもしれません。まだこのような対策マニュアルのできていない会社は連休中に考えておいたほうがよいと思います。何事も先手のリスクマネジメント重要です。
ついに日本でも新型インフルエンザに感染している患者が確認された、というニュースが飛び交ったと思ったら、今日になって新型ではないことが判明したようです。しかし、高速の遠距離大量輸送が可能な時代ですから、いつ起こってもおかしくない状態です。
またタイミングが大型連休というのも最悪です。おそらく脳天気に(失礼!)海外旅行で感染国にいってもし何らかの接触があると、このウイルスは感染力は強そうですので、感染が起こります。潜伏期間が3日ほどあるので、帰国する頃にはまだ症状が出ず、空港での検疫はすり抜け、自宅に帰った頃に発症、という事態がかなり発生することが推測されます。つまり連休明けが大変になるということです。感染国への旅行を計画している人は中止することをお勧めします。
この新型ウイルスはH1N1のブタウイルスで、これが人への感染力を持つように変異したものです。H1N1型は本来それほど強い毒性を持っているわけではありませんので、なぜメキシコだけあのように死亡者がでているのか不思議です。たとえば、インフルエンザは気温の低い乾燥した時期に流行しますので、メキシコでは同じ型のヒトウイルスがあまりはやったことがなく、多くの人がH1N1の通常のウイルスに対する抗体も持っていないとか、特殊な状況があるのかもしれません。
ただこの新型ウイルスと従来のヒトのH1N1型インフルエンザの抗原性と全く違っているのか、交差反応性があるのかどうか、この辺の情報はまだ詳しくでていないようです。
どの型のウイルスであってもインフルエンザウイルスである限り、呼吸器粘膜への入り方はいっしょですので(詳細は私のインフルエンザブログを見てください)、タミフル、リレンザは有効なはずですし、実際米国ではこの両薬剤への耐性はないことが確認されています。
ただインフルエンザウイルスは変異が速いので、いつなんどきこの冬にはやったような薬剤耐性のインフルエンザウイルスがでないとも限りませんが。
ということで何はともあれ、手洗いにうがいをしっかり、また最近のマスクは高性能になって、ウイルスを除去できるレベルのものも出てきておりますから、そんなマスクを使いましょう。
日本国内でも連休明けに海外旅行組の帰国を境に患者が激増しそうですが、くれぐれもインフルエンザに感染したかと思われたら保健所に連絡して、決して電車などの人混みにでないようにしてください。
連休明け、インフルエンザにかかっているのに無理して出勤するのは絶対にやめてください。
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