2008年度から健康保険組合に義務付けられる、メタボリック対策の健診も担当する「ドクター内山」が、長年の臨床や製薬企業の医療コンサルタントとしての経験を元に健康維持のための様々な情報を気軽に書き綴るブログ

【スタッフ投稿】ラジオ出演のお知らせ

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ドクター内山がラジオで分かりやすく解説!
出演番組は、bayfm(ベイFM [78.0MHz] エフエムサウンド千葉)の朝の番組「POWER BAY MORNING」です。

◆日時 2018年2月13日(火) ≪6時45分頃≫フィールド・レポート

「POWER BAY MORNING」とは、朝の5時~9時まで放送しているラジオ番組です。
POWER BAY MORNING ブログ

さて、きょうのキーワードは...「インフルエンザ」。過去最多の患者数を更新中。なぜこんなに流行ってるのか?そしてこの寒い冬...インフル以外の要注意の病気についても伺っていきます。パークサイド広尾レディスクリニック理事長、内山明好先生と電話がつながっています。もしもし!よろしくお願い致します!


今年はなぜインフルがこんなに大流行しているのですか?

「隠れインフル」、「隠れインフル」って何ですか?

このインフル大流行、いつまで続きそう?

今年5月にインフルの新薬が発売されるそうですね?

この冬増加傾向にある病気や、寒い時、気を付けてほしい疾患というと・・・?

この今シーズンの寒い冬を元気に過ごすポイントをお願いします!

ぜひ、ご覧くださいませ!!

2018/02/15 15:56:20 | コメント (0) | トラックバック (0)

監修本「GB社大人女子のセルフ健康診断」のお知らせ


GB社 大人女子のセルフ健康診断

2017年10月にGB社という出版社から「大人女子のセルフ健康診断」という書籍が出版されましたが、その医学監修を担当しましたので、ご紹介させていただきます。

この本は女性が普段遭遇する症状からどんな病気が考えられるか、をまとめたものです。

病気については、幅広い分野をカバーしていて、膨大な情報の中から医学的に妥当なものを取捨選択し、一般の方にもわかりやすい表現で、かつ医学的に可能な限り正確な表記となるように努力しました。

ライターの方もこれだけの情報を集めるのは大変だったろうと感じます。また私自身も、読者を間違った方向に導かないよう細心の注意を払いました。

家庭医学の本では病気の記載がありその症状はどんなもの、というのが基本ですが、現実はその逆で、症状がまずあり、そこからどんな病気を考えますか?となります。

人は誰しも常に何らかの症状に悩まされている、といっても過言ではないでしょう。
でもその症状が心配しなくてはいけない病気なのか、それとも放っておいても良い症状なのかを区別するのは一般の方々にとってとても難しい問題です。
大したことがない病気でわざわざ病院に行くのも何だし、かといって「なぜもっと早く来なかったのか」と病院でいわれるのも困るし、また昨今ドクターも専門分化が激しいので、今ある症状は何の診療科にかかればよいの?といった、日常的なお悩みを解決しましょうという本です。

昨今、インターネットで調べるとさまざまな健康情報についての記載が見つかりますが、それが本当に自分に当てはまるのか、医学的に妥当なのか、さらに今年はインターネットの健康情報の信頼性を揺るがす事件もあり、本書はそういったネット検索の欠点を補うものでもあります。

また書籍の良い点はその一覧性にあります。お手元において何かの時にパラパラとページをめくっていただくと、『何だそうだったのか』という新たな発見があるかも知れません。

是非ご一読ください。

2018/01/25 14:40:02 | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。
2018年が皆様に取りまして健やかな年になりますよう祈念致しております。

さて、健やかな年にしたいというのはまさに私自身の実感でもあります。実際2017年は、いくつか病気を経験しました。ずばり厄年ではありませんでしたが、60歳を過ぎて体調が大きく変化する年齢ということだったのでしょう。

しかしながら、普段から『病気にならない予防医学』をめざして情報提供している身にとっては挫折感を痛感した1年でしたし、気をつけていても病気にはなる、というのが教訓となりました。

そこで、経験したいくつかの病気を今後ご紹介していきたいと思っておりますが、
まずはめまいのおはなしです。

ある朝、目が覚めて上体を起こしたところ、部屋がぐるぐる回っています。
『回転性めまい』といいますが、外来の問診でよく周りがぐるぐる回るという訴えを聞いていましたが、自分ではじめて経験してどんなものか良く理解できました。

『ぐるぐる回転』はじっとしていたらすぐに止まり、立ち上がったらまたぐるぐる。最初は何が起こったのかよくわからず、不安になりましたが、回転性のめまいを起こす病気をいくつか思い浮かべ、鑑別診断を試みました。

症状は、体位を変えると回転性のめまいがある、動かないとすぐに止まる、耳鳴りはない、耳の聞こえも変化はない。
以上のことから、メニエール病ではなさそうです。

また、めまいがなければ片足で立つことはでき、目を閉じても立っていられるので平衡感覚は失われていないことから小脳出血、梗塞など中枢性のものでもなさそうなので、考えられるのは『良性体位性めまい』(または良性頭位性めまい)だろうという結論になりました。

医学知識があり鑑別診断ができても不安になるくらいだから、一般の人たちが患者になるというのはさぞかし不安なことだろうと実感しました。

その日は日曜日でジムに行く日だったので、とりあえずどうなるか分かりませんでしたが、ジムへ行ってみました。
いつもと同じように筋力トレーニングは支障なくできましたが、ヨガをやってみたらポーズを取るたびにぐるぐると回ってしまい、バランスポーズはとても取れる状態ではありませんでした。

この良性体位性めまいは『良性』と名前がついているように、放置してもそのうちよくなると教科書には記載がありましたので、そのまま様子を見ることにしました。


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この病気は、上図に示した内耳の半規管の下、前庭という体の位置を感知する装置の上に乗っているカルシウムの固まり(平衡紗)の一部が欠けて、半規管のリンパ液の中に浮遊するのが原因です。このかけらがうまく外に出ればめまいは治るということで、頭の位置を色々変えたり、激しく振ってみたりしてみました。

幸い徐々にめまいの頻度は減って、程度も軽くなり、結局2週間くらいで無くなりました。
特に薬剤などは使いませんでしたが、ゆっくり動けばめまいは来ないことがわかり、体位を変える時は能の舞のように、ゆっくりと動くとめまいを感じることなく動けました。

以前読んだ本の中に『医者は病気になるべきだ』と書いてあったかと思いますが、2017年はいくつかの病気になってみて、患者さんの気持ちがより一層理解できるようになった1年であったように思います。

この経験を踏まえ、今後ともより良い医療を皆様に提供してまいります。どうぞよろしくお願い致します。

2018/01/09 14:11:13 | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年締めくくり


もうすぐ2017年も終わりを迎えますね。
皆様はどんな年越しをお迎えになるのでしょうか?

2017年のできごとで印象に残ったのはやはり6月に乳癌にて闘病中であった小林麻央さんがお亡くなりになったことです。

ステージ4ということでしたので余り長くはと予想はしていましたが、こんなに早く最後が訪れるとは。ご家族や関係者に深く哀悼の意を表したいと思います。

亡くなられた後、乳がん発見後標準的な手術療法を選択せず、民間療法に頼ったのが死期を早めたとかいろいろ議論がありましたが、私は本人が選択したその意思を尊重すべきと思いますし、救命できたかどうかあくまでも確率の話でしかないと思います。

それより私が残念に思うことは、麻央さんが闘病中は乳腺の検診が増えたのに、亡くなって3ヶ月目くらいから途端に乳腺健診者数が減り始めたことです。私のクリニックだけかと思ったら、近隣の大きな病院の健診施設でも同じ現象とのこと。

せっかく麻央さんが注意喚起してくれて健診の重要性が認識されたかと思ったのですが、喉元過ぎればということで、日本人の悪い癖です。健診は定期的にしっかり受けましょう。

もう一つ2017年の科学技術分野の話題でAI、人工頭脳の発達がありましたね。
今やさまざま機器に応用され、AIが更に発達すると人間の仕事を奪ってしまうということまで心配されています。医師は大丈夫でしょうか?

医師は、患者さんを診察する時にまず『問診』といって症状やその経過を聞くのはご存知ですね。
そうすると、医師は頭の中でその症状や経過に当てはまる病気を思い浮かべ、別に思い浮かんだ病気を区別するために検査をします。

その検査結果と症状を合わせて考え、最終的な診断を下し、診断した病気や症状を軽快させるための治療法を選択します。

もうお分かりのように、さまざまな症状と検査結果の組み合わせから可能性のある病気を選び出すのはAIがもっとも得意とするところです。

さらに病気が診断できたら病気そのものや症状を軽快させる薬剤や治療法の選択も、膨大な臨床試験論文の結果を調べて最適な治療法を選択するということにもなりますので、これまたAIの得意科目です。

とすると、AIが発達すると医師は必要なくなるのでしょうか?

すでに高機能AIのひとつであるIBM ワトソンは、このようなドクターの代わりになる機能を持ったものができています。おそらく医師支援者としてドクターワトソンの存在は今後重要性を増すのかも知れません。

このような世の中になった時に、医師に求められるほんとうの役割はいったい何なのだろうと考えている今日この頃です。

2018年を迎えますが、年末年始のお休みの間に自身の身体について、少しでもご心配なことがありましたら、いつでもご相談をお待ちしております。

2017/12/26 10:16:22 | コメント (0) | トラックバック (0)

【スタッフ投稿】ラジオ出演のお知らせ

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ドクター内山がラジオで分かりやすく解説!
出演番組は、bayfm(ベイFM [78.0MHz] エフエムサウンド千葉)の朝の番組「POWER BAY MORNING」です。

◆日時 2017年10月31日(火) ≪6時45分頃≫フィールド・レポート

「POWER BAY MORNING」とは、朝の5時~9時まで放送しているラジオ番組です。
POWER BAY MORNING ブログ

さて、きょうのキーワードは...「インフルエンザ」。今シーズンは、かなり早くから流行の
注意喚起が行われています。今年のインフル、傾向と対策について...パークサイド広尾
レディスクリニック理事長、内山明好先生に伺います。もしもし!よろしくお願い致します!

◆今年は全体的に時期が早いみたいですね?

◆そもそも「型」は何種類くらいあるの?今年はどの「型」が流行しそうですか?

◆<毎シーズンピークは、1月~2月かと思いますが、流行のピークが前倒しになる可能性は?

◆今年は「ワクチンが不足?!」これはなぜ!?大丈夫なんですか?

◆『「殺人インフルエンザ」が日本上陸秒読みか?』何ですかこれは!?

◆新薬の申請が行われたようですね?どんな薬なんですか?

ぜひ、ご覧くださいませ!!
http://www.metabo-help.com/2020/2053.html

2017/11/13 09:45:54 | コメント (0) | トラックバック (0)

【スタッフ投稿】ラジオ出演のお知らせ

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ドクター内山がラジオで分かりやすく解説!
出演番組は、bayfm(ベイFM [78.0MHz] エフエムサウンド千葉)の朝の番組「POWER BAY MORNING」です。

◆日時 2017年5月9日(火) ≪6時45分頃≫フィールド・レポート

「POWER BAY MORNING」とは、朝の5時~9時まで放送しているラジオ番組です。
POWER BAY MORNING ブログ

さて、きょうのキーワードは...「妊活」。先週、妊婦の妊娠菌が付いた「妊娠米」
なるものが高額売買されているという問題がニュースになりました。
また、妊活とか不妊治療のニュースもかなり多いです。今、不妊に悩む方々、
妊活している方々はどんな問題に直面しているのか?

◆妊娠菌がついた妊娠米...が売買されている現実...、どう思いましたか?

◆妊活と不妊治療は違うもの?

◆不妊治療をする人、相談者が増えた...など影響はありますか?

◆今、日本で一番一般的な不妊治療法とは?

◆改めて、「卵子凍結・保存」について教えてください。

◆ 子供が欲しいけどなかなかできない、となった時の心構え、大切なことを
お医者さんの立場からお願いします!

ぜひ、ご覧くださいませ!!
http://www.metabo-help.com/2020/2052.html

2017/05/19 10:30:50 | コメント (0) | トラックバック (0)

【スタッフ投稿】ラジオ出演のお知らせ

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ドクター内山がラジオで分かりやすく解説!
出演番組は、bayfm(ベイFM [78.0MHz] エフエムサウンド千葉)の朝の番組「POWER BAY MORNING」です。

◆日時 2017年1月31日(火) ≪6時45分頃≫フィールド・レポート

「POWER BAY MORNING」とは、朝の5時~9時まで放送しているラジオ番組です。
POWER BAY MORNING ブログ

今回は、日本中で猛威をふるっている「ノロウイルス」と
「インフルエンザ」について...。そのほかにも今気になる病気について伺っています。

◆今年のノロの傾向とは!?

◆ノロウイルスの場合は、予防接種はないんですよね!?

◆インフルエンザの今シーズンの特徴・傾向というと・・・?

◆この冬流行っている病気や、内山先生が今気になっている病気はありますか?

◆耳掃除ダメなの!?「月に1~2回でいい」という説もあるそうですが・・・

◆ズバリ...内山先生が考える「正しい耳掃除」を教えてほしいです!!!

ぜひ、ご覧くださいませ。
http://www.metabo-help.com/2020/2050.html

2017/02/14 09:47:08 | コメント (0) | トラックバック (0)

人生100年の時代!

2017年年頭のごあいさつで「暦年齢は当てにならない」ということを書かせていただきましたが、
1月5日に日本老年学会と日本老年医学会が、『高齢者の定義』を見直すことを提言しました。

現在、65-74歳を前期高齢者、75-89歳を後期高齢者と定義していますが、これを65-74歳は
准高齢者、75-89歳を高齢者とするとしています。

国の各種健康関連のデータベースを用いた調査では、特に前期高齢者は加齢に伴う身体
機能変化が、以前に比較して5-10年遅れて出ている現状で、社会活動が可能な人が
ほとんどであるとの知見が得られたとしています。

つまり、65-74歳はまだ十分働けるのだから退職して遊んでいる場合ではないぞということです。
なんとなく年金や健康保険の財政状況を考えると、つい国の裏の意図を考えてしまいますが、
実際科学的にも5-10年若返っていることは事実のようです。

ただこの年代層では、個人差が大きく、元気に社会活動している人もいますが、そうでない
人達もいます。一般的に暦年齢が上がるに従い多様性(個人間の違い)は大きくなります。
熱力学の第2法則にエントロピーは増大するというのがありますが、人のカラダもまさに
この通りです。

『エントロピー』というのは説明すると難しいので省きますが、秩序だっていたものが時間とともに
乱れてくるということで、20歳代、30歳代など個人差はもちろんありますが、健康度も含めて
ほぼ同じようなカラダの状態ですが、50歳代くらいから個人間のばらつきが大きくなってきます。

これは環境から受ける影響が蓄積してくるともいえるわけで、そうなると自分の健康に直接
かかわる食事、運動などの生活習慣を見直して人生後半の環境から来る影響力をよい
方向に持っていく必要があるわけです。

平均的には5-10年若返っているというデータが出たということは、今後の国の政策をこの事実に
基づいて決められてくるわけですから(国の施策は平均値がものをいいます)、50歳代で疲れ
切っている人は自分で何とか健康を取り戻すことが喫緊の課題というわけです。

今まで遺伝子検査を使って遺伝体質を知り、それに合わせた食事、生活習慣を指導して
きましたが、今後ますますこういった対策が必要となってきます。

メタボヘルプ関連医療施設であるパークサイド広尾レディスクリニックでは、このような状況を
踏まえ、個人に合わせた老化対策を総合的にご支援していきたいと考えております。

2017/01/18 14:38:38 | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年年頭にあたって


新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。

さて、年が変わるということは暦年齢として否応なく1歳が年齢に付け加わるわけです。最近この数え方に多少違和感を憶えるようになりました。すなわち時間の進み方は人によって異なっていると思うようになったからです。

60歳は人生の一区切りとして還暦といいますが、今と昔の60歳はずいぶん様子が違います。私自身が60歳を超えたから言うわけではありませんが、私が子供の頃は60歳というと「おじいさん」という印象が強かったのですが、最近では60歳といえども元気で、仕事もまだ現役という方も多いかと思います。

2015年の統計では日本全国で100歳を超える人口が6万人を超えたことが報じられました。人の遺伝子は2~3万年くらい前からほとんど変わっていませんので、この最長寿命の伸びは環境因子の変化によるところが大きいといえます。逆にいいますと人の遺伝子は本来であれば100歳を超える年齢を達成できるポテンシャルを持っているということです。しかし80歳台で寝たきりになったり亡くなったりする方も多いので、人により寿命はさまざまで、きっと各人の時間の進み方も違うんだろうなあ、と思うようになったというわけです。

冒頭の暦年齢の話に戻りますが、各人の寿命が違うということは、暦年齢とカラダの年齢は一致していないということです。人の遺伝子は誰でも99.9%が同じで残りの0.1%に肌の色や身長、体重などカラダの特徴の違いがあるといわれていますが、もし遺伝子が寿命を決めているなら、皆100歳以上になってもおかしくないはずです。

しかしそうならないのは、それぞれ生活している環境が違うからです。この環境の違いと0.1%程度存在している遺伝子の違いが影響し合って、必要な遺伝子のスイッチが入ったり、入らなかったりと寿命の個人差がでてくると考えられます。

血液検査では『正常値』、『異常値』という言い方をしますが、遺伝子には『正常値』、『異常値』は存在しません。大多数の人が持っている遺伝子の型に比べてちょっと異なる型を遺伝子変異といいますが、これはあくまでも個性であって異なる型であるから病気というわけではありません。

ところが、型の異なる遺伝子を持っているのに、別の型の遺伝子を持っている人と同じ生活をしたら、それはカラダのどこかにひずみを生んでしまうことは想像に難くないと思います。そこで遺伝子の個性を調べて、現状のカラダの年齢を評価すると、どこにひずみがあるかが分かってきます。そこで老化に対する対策が立てられるわけです。

というわけでこのような研究と実践を発展させるべく、本年エイジングケアセンターを設立します。まだ明らかに寿命を延ばせる方法が見つかっているわけではありませんが、老化に係わる遺伝子も見つかってきていますし、このような老化遺伝子のスイッチを入れたり切ったりする天然素材なども見つかってきていますので、それらを組み合わせて少しでもカラダの老化を遅らせ、健康的な生活を楽しむことに役立てればよいと考えています。エイジングケアセンターの詳細は後ほどお知らせ致します。

では2017年も皆様に役立つ情報をお届けできるように頑張ってまいります。

2017/01/02 12:54:46 | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年の総括


2016年を振り返ると、私の中では遺伝子検査に注力した1年であったように思います。
遺伝子検査は従来から手がけている栄養代謝関連遺伝子の検査を中心に行っていますが、
後半からはGreenChordというがんを含む64疾患遺伝子のリスク判定をする遺伝子検査も
手がけるようになりました。
この遺伝子検査に含まれるがん遺伝子は胃がん、食道がん、大腸がん、乳がん、子宮がん、
前立腺がんなど一般的ながんを網羅しています。多くの人はまだがんを突然降りかかってくる
災いのように捉えていますが、実は多くの場合生活習慣のゆがみから出てくる病気、すなわち
『生活習慣病のひとつ』として考えるべきなのです。
つまり生活習慣を変えることによりがんの発症をコントロールすることも可能だということです。

では、がん遺伝子を調べればがんになる、ならないが、分かるのでしょうか?
残念ながら研究はまだそこまで進んではいません。ただ少なくとも、『その人がかかりやすいがんは何か』、をある程度推測できるようにはなってきました。
『かかりやすいがんを知り、効果的な対策を立る』ということです。

遺伝子解析手法も日々発展していて、10万円程度で30億個ある塩基配列が全部分かって
しまう時代になってきています。ただ、すべての塩基配列がわかってしまうと、すべての遺伝子に
ついてその配列がわかってしまうことになり、不都合な真実、すなわち重大な不治の病気の
変異遺伝子の存在を知ってしまうことにもなります。
倫理学者の中には、もしそのような遺伝子変異があったら、それは知らせるべきではないという
立場を取る人たちがいます。ただこの議論を聞いていると、私は昔のがんの告知を思い
浮かべてしまいます。

私がまだ医者に成り立ての頃は、『がんは告知すべきではない』というのが主流で、ほとんどが
がんであることを偽って治療していました。
「先生、私は本当はがんなのでしょう?」と聞かれて答えに窮したことも何度かありました。
今では考えられないことです。当時はまだ抗がん剤も有効なものが少なく、がんの告知イコール
死の宣告のように受け取られていた時代背景があったからなのかもしれません。

まだ治療が難しいがんも多くありますが、今ではがん治療によって治るがんも出てきている時代です。おそらく遺伝子変異もこれと同じで、ごく近い将来には、個人の情報なのになぜ本人に知らせないのかということになると思います。そのためには遺伝子の持つ情報の意味をしっかりと分かりやすく伝えていくことが医療者のつとめだと考えています。

今後広げていこうとしているニュートリマイスター講座は、ベーシックでは、まずはカラダの仕組みや栄養の働きを知って、健康とは何か、健康な体になるための方法は何かを学んでいただくために作成しました。
将来的にはニュートリマイスターとは医学、栄養学と遺伝子情報を結びつけられる人と定義できるくらいに発展させられればよいと考えております。

2017年も健康で病気にならないカラダづくりに貢献できるよう頑張ってまいります。
ご支援をよろしくお願い致します。

2016/12/26 09:45:32 | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年2月

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プロフィール

医師、医学博士。メタボリックシンドロームに精通し、大手製薬会社にメタボ体策健康栄養指導を提供。

著作一覧

ラジオ出演履歴(2015~2018)

radio_bn.jpg2018年2月13日(火)
「2018年のインフルエンザ」について
radio_bn.jpg2017年10月31日(火)
「2017年のインフルエンザ」について
(ベイFM78.0MHz)
radio_bn.jpg2017年5月9日(火)
「任活」について
(ベイFM78.0MHz)
radio_bn.jpg2017年1月31日(火)
「ノロウィルス」と「インフルエンザ」について
(ベイFM78.0MHz)
radio_bn.jpg2016年11月29日(火)
「インフルエンザ」について
(ベイFM78.0MHz)
radio_bn.jpg2016年8月16日(火)
「夏バテ対策最新情報」について
(ベイFM78.0MHz)
radio_bn.jpg2015年10月6日(火)
「乳がん」について
(ベイFM78.0MHz)
radio_bn.jpg2015年8月18日(火)
「夏バテの時期、気を付けたい病気」について
(ベイFM78.0MHz)
radio_bn.jpg2015年3月3日(火)
「卵子凍結保存」について
(ベイFM78.0MHz)
radio_bn.jpg2015年1月13日(火)
今年1年を健康に過ごすコツ
(ベイFM78.0MHz)

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TV出演・メディア掲載履歴