スウェーデンのNational Food Administration(国立食品庁)が、
EUに対して興味深い提言をしています。
To eat for the environment and for your health(環境と健康のために食べること)と称して、
肉食を減らして魚介類、野菜、果物の摂取を増やすことを提言しています。
肉食、特に牛と羊は育てる過程で環境にかなりのダメージをもたらすことを指摘しています。
スウェーデンでは現在1年間に国民一人あたり65Kgの肉を消費しています。
これはほんの10年前に比べて10Kgも増えているそうです。
1Kgの牛肉を得るために15~25Kgの温室効果ガス(CO2やメタンガス)が発生します。
肉類は鉄分とタンパク質のもとですが、
子供や妊娠中の女性を除いて現状では過剰な鉄分を摂取していることになり、
もっと肉食を減らして、菜食に切り替えることで、
環境にもやさしい食べ方を考えましょう、という提言です。
この提言では牛、ブタ、羊、トリ肉について言及していますが、
特に牛と羊のような反芻動物が環境に与える影響が大きいとしています。
ちなみにブタ、トリからの温室効果ガスは肉1Kgあたりブタで5Kg、
トリで2Kg程度とのことです。
いずれにしても肉好きにとっては頭の痛いところです。
日本人の場合は多くのタンパク源を魚介類に頼ってきました。
ところが終戦後は肉食が一般化して、急速に肉食の比率が高まってきました。
それに比例して肥満も増加しています。
ある統計によると1990年に一人あたり年間約30Kgだったのが、
1995年には40Kgを越えましたその後はほぼ同様の消費量で推移しています。
(もう少し長いスパンで見た別の統計では1962年に肉類の年間総消費量が91万トン、
これが2002年には560万トンと約6倍に伸びています)
ところが摂取総カロリー量は1980年代半ばをピークに低下の一途をたどっています。
にもかかわらず肥満は増加している(特に男性で)ということは、
肉食が肥満と大いに関係していることになるわけです。
ようするに程度の差はあれ、日本でもスウェーデンと同じことがいえるということです。
肉食を全くゼロにする必要は無いと思いますが、
せめて肉を食べるときには環境破壊に思いをはせる必要はあるのかもしれません。
この話を読んでいて、ふと医学部の学生時代に生物学の試験で
「草食動物と肉食動物でどちらが生存に有利か?
エネルギー効率の観点から考察せよ」という問題がありました。
他の問題はすっかり忘れてしまいましたが、なぜかこの問題だけは頭にしっかり残っています。
この試験問題には解答したのですが、その解答が正解だったかどうか、
生物学の教授にはついに聞けず仕舞でした。
ただちゃんとその年の単位は取れたので、たぶん当たらずといえども遠からずの解答だったのでしょう。
みなさん、いかがでしょうか。(私の解答は後日掲載予定ですので、お楽しみに!)
さて今日は「骨粗鬆症」について、皆さんに大切なメッセージをお送りしたいと思います。
「骨粗鬆症」というとどんなイメージをお持ちですか?
一般的には、高齢者の方の病気というイメージが強いようなのですが、
実は20歳代、30歳代で気をつけてこそ、はじめてこの病気の予防ができる ということは
案外知られていないことなので、ぜひ皆さまに知っていただきたいと思います。
まず、骨粗鬆についてご存じがない方もいらっしゃるので、その仕組みを簡単にご説明したいと思います。
骨というのは常に動いていて、骨の「形成」と「吸収」のバランスがうまく取れてはじめて
一定の骨量を保てるのです。
図にありますように、
蛇口のついたバケツに水を注いでいるところを想像してみてください。

水は一定の割合で外に出て行きます。
外に出て行くのは骨が吸収された分で、注がれた水が形成された骨です。
このバケツのモデルで出入りのバランスがうまく取れればバケツの中は一定の水量(すなわち骨量)を保てます。
ところが蛇口が開かすぎてしまうとバケツにたまっている水はどんどん減っていきます。
この状態が骨粗鬆症です。
特に女性では更年期を過ぎると女性ホルモンが減ってそれに合わせて急激に骨の量も減ってきます。
注がれる水の量が一定でも、出ていく水の量が多いため、バケツにたまった水が急に減っていく状態です。
さらに高齢になりますと、注がれる水の量、すなわち骨形成も少なくなって、
出て行く水の量、すなわち骨吸収も少なくなって、
ある意味縮小均衡の状態になりますが、骨の量は減る一方です。
さて、それでは骨粗鬆症のどういった点が問題なのでしょうか?
骨の量が減っても痛くもかゆくもないので全然気がつきません。
ところがある程度以上に減ってしまうと骨折を起こすようになります。
背骨は体重を支えきれずにつぶれてきますし、ちょっと転んだくらいで大腿(ふともも)の
付け根の骨が折れたりします。
つまり骨量が減っても骨折を起こさない程度の減り具合でしたら何も問題ないのですが、
一定以上に減ってくると骨折を起こすようになり、これが一番の問題なのです。
20歳代、30歳代でたくさん骨を貯め込んでいた人は、
更年期を過ぎて骨が減ってもまだ骨折を起こすほどには減っていないということになりますし、
この年代のころに骨の量が少なかった人は早いうちに骨の量が骨折を起こすまで
減ってしまうということになります。
つまり年をとって骨粗鬆症で泣かないためには20歳代、30歳代で
骨をたくさん貯め込んでおく必要があるということです。
ところが昨今のダイエットブームで、若い世代の骨量が減ってきています。
これは「ただ単に食事量を減らすだけ」、あるいは「食べない」という間違ったダイエットを
やってしまったことが原因の1つなのです。
外見的なスマートさだけを追いかけると、体にとっては負担が大きく、
骨粗鬆症を招くといった事態になってしまいます。
アーテイジでは「骨を減らさないで肥満を解消するダイエット法」のセミナーを行っています。
年をとって車いすや寝たきりの生活を送らないためにも、お気軽にご参加いただき、
賢いダイエット法を身につけて、健やかな生活をお楽しみいただきたいと思います。
東京港区、愛宕山にある愛宕神社のすぐ隣にそのレストランはあります名前は「T」。
ソムリエで有名な田崎真也氏プロデュースの和食レストランです。
この店名は田崎のTだそうです。そうするとSもありそうですが、ほんとうにありました。
愛宕山を下って道路の新橋側に「S」というフレンチレストランがやはり田崎真也氏プロデュースのお店です。
今回はこの愛宕山の和食レストラン「T」を覗いてきましたので、そのメニューなどをご紹介します。
愛宕神社はご覧の急階段(出世階段というのだそうです)を上ったところにあります。

下から見たのでは如何に急な坂かがわかりにくいので、上から覗いて撮ってみました。

お店の建物は神社の社務所かと思わせるような木造平屋建てで、
店内は20席程度の比較的こぢんまりしたお店です。

さすがにソムリエプロデュースのお店だけあって、店員さんのサービスは心地よいものを感じました。
お料理の全体は会席料理のようなフルオーケストラの交響曲と言うよりは、
弦楽四重奏だとかピアノソナタなどの小品のアンサンブルといった印象です。
田崎氏のお店なのにお酒は日本酒、焼酎、ビールだけでワインはありません。
つまり和食に日本のお酒を合わせて楽しんで下さい、という趣向なのでしょう。
ビールも地ビールやお店のオリジナルビールなどちょっと変わったものもあります。
お料理も東京の地のものにこだわった食材が使われていました。
さて一品目、「イカのカステラ風とゆず皮の蜜煮」。イカの風味が新鮮です。

二品目は「おからとマイタケの焚き物」、三品目は「紅芯大根と湯葉よせ」で味付けに酸味がきいていたので、
何かと思いましたら、白ポン酢とのことでした。これは白醤油で作ったポン酢です。

紅芯大根の紅色と湯葉の色合いを殺さないように、ポン酢を透明にしたにくい演出です。
続いては大根の煮物、これは結構しっかりした味付けです。
その後お造りとして「アコウダイとマダイ」、「手鞠寿司」の上に乗っているのはメダイの「づけ」で、
ちょっとピリ辛風味なのは口の中での小さな驚きでした。
もうひとつの手鞠はするめいかの一塩で、するめいからしい歯ごたえの一品です。

続いては「金目鯛のゴマ汁しゃぶしゃぶ」です。

とてもだしのきいたゴマ汁を煮立たせて、ここに脂ののった金目鯛の薄造りをしゃぶしゃぶで という
ちょっと変わった趣向でしたが、このしゃぶしゃぶ用の汁も品のよいだしとゴマの風味がうまく調和して、
金目鯛だけでなく思わず汁も楽しんでしまいました。
焼き物は、これまた「金目鯛の黄金焼き」で、朴葉に乗せて焼いたものです。

金目鯛も脂がのっていて、しかもマヨネーズの焼き物ですから、ちょっと脂っこくないか心配しましたが、
朴葉の焼いた香ばしい香りが脂っぽさを見事に抑えていました。
最後はさっぱり「梅茶漬け」で締めくくりです。

総評価としてお鍋はよかったのですが、個人的No.1は、「紅芯大根と湯葉よせ」でした。
ポイントは、見た目と食べた時の酸味のギャップがインパクトがあったことで、とても素敵でした。
無粋なカロリー計算はあえてしませんが、ご覧の通りかなりヘルシーメニューのお店ですので、
品数を調整すればダイエット中の方も結構楽しめるのでないでしょうか。
前回も書きましたが、薬剤によっても病気という不平衡を正すことはできます。
ところが使い方を間違えると自然治癒力が作り出す平衡状態とは別の平衡状態を作り出してしまいます。
これが、いわゆる「薬が手放せない」状態です。
もしこの状態でさらに自然治癒力が働いたとすると、また不平衡状態に陥って、
再び病気の様な状態になってしまいます。
ところがこれは真の平衡状態に戻るための過程ですので、
本来であれば薬剤を減らさなくてはならない不平衡なのです。
ところが多くのお医者さんはこれを病気が再び悪くなったと勘違いして薬の量を増やしたり、
種類を増やしたりしてしまうのです。
これではいつまで経っても薬が手放せない状態が続いてしまうことになります。
現実にはどんな病気でどの程度こんな現象が起こっているのか、簡単に判別する方法はありません。
ただ慢性疾患で多くの薬剤を処方されていた方が、
その数を減らしたところ調子がよくなったというのはよく聞く話です。
誤解のないようにお伝えしたいのは、「薬を使うのを止めなさい」といっているわけではありません。
薬によって多くの命が救われ、多くの病気が管理できるようになったのは事実です。
ただ、やみくもに症状の変化に合わせて薬を追加していくやり方はちょっと考え直した方が良いとお伝えしたいのです。
病院などで使われる薬剤(処方薬)は臨床試験のデータを元に国によってその使用が許可されています。
ところが多くの薬剤の承認前臨床試験は単独でその薬剤を使った場合のデータです。
あるいはせいぜい2種類くらいまでの併用です。
それから先の4剤、5剤の併用というのはお医者さんが勝手にやっている処方で、
決して国が承認して保証している使用方法ではないのです。
年を取ってくると、いくつかの病気が重なってきますが、
それらの病気だけを見てしまいますと、たぶんひとつひとつの病気に対しての治療薬として薬の数が増えてきます。
お医者さんは、「病気がたくさんあるのだからそのひとつひとつの病気に合わせて処方してどこが悪い」 と
いうかもしれませんが、対象は一人の人間です。
その体の中でいろいろな薬剤が混じり合って、体の平衡状態がどうなっているのか、
そんな臨床試験のデータはどこにもありません。
そんなことを認識して薬を使っていただいているお医者さんは残念ながらごく少数です。
ではそういうことに気を遣っているお医者さんとそうでないお医者さんの見分け方として、
一番大切なことは、話をよく聞いてくれるお医者さん。
患者さんの体の変化は一律ではありません。その変化は患者さん自身が一番よく分かっています。
しかし患者さん自身は、医学知識が十分あるわけではありませんので、
その変化が何を意味するかわかりません。
でもその変化を言葉で表現することはできますね。
良いお医者さんはそうした患者さんの変化をその言葉の中でしっかり捉えて、治療に役立てます。
ところがそうでないお医者さんは、患者さんの発する症状の変化を一言二言聞いただけで、
あたかも別の病気が起こったように考え、その症状変化に合わせて別の薬剤を処方します。
ですから症状の変化をいうたびに薬剤の種類が3つ、4つと増えていくようであれば要注意です。
そんなときは勇気を出して、なぜ薬が増えたのかを聞いてみましょう。
よく説明してくれるようなら大丈夫!
皆さんが、今かかっておられるお医者さんはいかがでしょうか?
福岡伸一氏の著書「動的平衡」を読みました。
内容は、生物を定義づけているものは何か、それは動的な秩序であるという
「生物と無生物のあいだ」で著した考えを発展させた、生物の定義としての動的平衡でした。
ところが、福岡氏の文章はそのような生命現象にチャレンジした研究者たちの研究の道のりや
生き様を巧妙に描き出しながら、
様々な社会現象もその動的平衡の考え方の中で解釈してしまう非常に興味深い本でした。
私は、長年医療機関での診療と、製薬企業での薬剤開発の両者に携わってきましたが、
その中で思ってきたことがあります。
それは、一端薬剤を使い始めると止めるときが非常に難しい という点です。
もし薬剤で病気が治癒するなら、その時点で薬剤を止めればよいのですが、
なかなか止め時がないというのが現実なのです。
例えば、「感染症」などのように外敵によって与えられた病気は、病気の終わりが比較的はっきりしています。
つまり「感染症」が治ったというときが存在し、それ以後、薬剤は必要なくなります。
ところが「高血圧」、「糖尿病」、「変形性関節症」、「骨粗鬆症」などの
いわゆる生活習慣病を含めた慢性疾患となると、そうはいきません。
さきほどの『動的平衡』という概念を用いると、慢性の病気と治療薬の関係が
非常にうまく説明できることに気がつきました。
健康という状態は体全体の臓器に調和が取れていて、ひとつの平衡状態を作り出しています。
ところが病気になるとこの平衡状態が変化します。
逆の言い方をすれば、平衡が崩れた状態が、病気であるともいえます。
そうすると、「病気を治す」ということは「元の平衡状態に戻す」ことであるといっても良いでしょう。
薬を使って病気の治療をすると、もしその薬がある程度の功を奏すれば
その不平衡状態は一定の平衡状態となります。
ところがそれは、時として病気でなかったときの平衡とは異なった平衡状態を作り出す可能性があります。
いわば薬によって作り出された幻想の平衡状態といえるかもしれませんね。
体には自然治癒力があります。
本来であれば病気はほっておいても治るはずです。
ただ、生活習慣病のたぐいは長年の悪行の蓄積が作り出した病的不平衡なので、
生活習慣を正したところで、長年のつけがありますから、簡単には元の平衡状態には戻せないでしょう。
しかし、生活習慣病にももちろん自然治癒力は働きます。
そして、ある程度の平衡状態に持って行くことも可能ですが、そのためには日常生活の質が問題となりますね。
もっともこれは若かりし頃の平衡状態とは異なるわけで、
それは根源的な老化ですので、ある程度は仕方がないことです。
言葉を換えれば、平衡状態のまま年齢を重ねれば健康のまま、その年齢なりの平衡状態となることができます。しかし生活習慣病のたぐいは異常に速い速度で老化が起こっているのと同じことですので、
いつしか平衡状態に破綻を来すわけです。
ですので、破綻を来す前にしっかり生活の質を改善することが一番よいのではないでしょうか。
お正月だと浮かれていたらあっという間に2週間が過ぎてしまいました。
皆様のお正月はいかがだったでしょうか?
私は家で静かに寝正月。何となくテレビ鑑賞に浸りきってしまいました。
正月のテレビは例年のごとく特別番組だらけでしたが、
特に初笑いとばかりに何とお笑い番組が多いこと。
正月早々暗いニュースよりは、せめて正月くらい明るく過ごしたいということかもしれません。
これはある医学雑誌にフランス文学者で東京大学教授の宮下志朗先生が書いておられた話ですが、
16世紀ルネサンス期のフランス人のフランソワ・ラブレー(この人は「ガルガンチュアとパンタグリュエル」という
荒唐無稽な物語の長編文学を著した修道士からお医者さんに転じた人です)は、
『笑いに治癒力がある』と考えていたようです。
宮下先生曰くラブレーの発言記録を見てみると、
彼の著書もおそらく治療行為の延長という認識であったようです。
この笑いと治癒力でちょっと前に話題になったのが、
アメリカのジャーナリスト、ノーマン・カズンズが著した「笑いと治癒力」という本です。
彼がかかってしまったのが、強直性脊椎炎という免疫異常で起こってくる難病で、
強い痛みを伴う病気です。
この病気にかかってしまったノーマンは、喜劇フィルムを見て馬鹿笑いをすると
しばらく痛みが軽くなるのを経験しました。
その後、それを繰り返すうちに病気そのものもよくなってしまったという話です。
実際臨床研究で、コントや喜劇等を見て大笑いするとNK(ナチュラルキラー)細胞という
ガンやウイルスを排除する免疫細胞が増えたり、活性が強くなったりすることが報告されています。
笑うことによって脳内のエンドルフィンが多量に分泌されるためとか、
自律神経が安定化するためとかいわれていますが、まだ本当のところはわかっていません。
沈静化してきたとはいえまだまだ油断できない新型インフルエンザ・・・。
しかし、笑いでNK細胞が活性化するのは何も正月に限ったことではありません。
皆さま、お笑い番組をしっかり見て、たくさん笑うことができれば、
きっとインフルエンザにかからず無事にやり過ごせるのではないでしょうか。
皆様 あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
お正月は年神様が各家にやってくることをお祝いするものです。
というところまでは知っていたのですが、年神様ってだれ?ってご存知ですか。
年神様は神道の神様で、五穀豊穣の神様です。毎年お正月に各家にやってきて、
松の内の間滞在して、その年の豊作をもたらす神様です。
年末の大掃除や門松などの飾り付けもすべてこの年神様を迎えるためのもの。
またおせち料理も年神様とともにいただくごちそうです。
年神様は家を守ってくれる祖先の霊として祭る地方もあるとのこと。
年末の大掃除も、掃除なんていつやってもいっしょじゃないかとさぼってはいけません。
かつては私もこのパターンで年末のお掃除をさぼっていましたが、
年神様のことを知ってからは主な場所だけでもやるようにしてます。
正月のためのお掃除には特別な意味があるわけです。
鏡餅などのお供えももちろん年神様へのお供えです。
私の家ではかつて玄関に鏡餅を飾っていましたが、そんなことをすると年神様が玄関で
帰ってしまうそうですので、神棚とか床の間に飾りましょう、とのことです。
床の間のない家も多くなりましたが、そんなときにはリビングの棚などに簡単な床の間を
しつらえるのもよいのではないでしょうか。
大きなお供えが神棚などにある場合は小さなお供えを、玄関、トイレ、台所などに飾ることもあるようです。
地方によっては風習も違いますし、調べてみるといろいろな意見もあって迷いますね。
さてメタボヘルプならではの話題をひとつ。
お正月というと、どうしても親子、親戚一同に会して飲んで食べての機会が多くなります。
おせちの栄養や年末年始で肥らないための特集をヘルステ動画で見ることができますので、
ご参考にご覧ください。
ヘルステの中でもいいましたが、お正月はどうしても食べてばかりで動かないので、
なるべく動く機会を作った方がよいと思います。初詣はそのよいチャンスです。
近所の神社でもよいのでちょっと遠回りをしましょう。
日本にはたくさん神様がいて、そのおつきあいも大変ですが、皆様、楽しいお正月をお過ごしください。
人と人、人と機械の葛藤は、脳の習慣化回路が原因していることもしばしばです。
では、習慣化回路とは一体どんなものだと思いますか?
先日、スポーツジムのサウナでみた一例をご紹介します。
サウナには私ともう一人の客の二人だけでした。
その客は明らかに苛立っている様子。
理由はよくわかりませんでしたが暑さに苛立っているようでした。
サウナだから暑いのに決まっていますが、躍り食いで焼かれるアワビのように、
体をくねらせていました。そこに若い従業員スタッフが元気に入ってきました。
そのサウナには15cm四方の小さなタオルが、汗で濡れた腰掛けや床を拭くために
7、8枚掛かっています。スタッフ君はそのタオルを換えに来たのでした。
さっそく中にいた客がくだんのスタッフ君に「温度が高い」と文句を言い始めました。
黙々とタオルを換えているスタッフ君、すかさず「今見てきます」と返事はよかったのですが、
タオルを換えるのが先、とばかりにいっこうに行こうとしません。
その客はなかなか調節に行かないスタッフ君にいらいらして、
「普段は温度設定が100度以下なのに今日はなぜ102度もあるのだ」、とより詳細に文句を言いました。
きっとこの客は温度が高いといっただけでは説得力がないとでも思ったのでしょう。
スタッフ君は再度「すみません、今見てきます」といいつつ、
相変わらず彼の義務であるタオル換えをしています。
しかしスタッフ君もさすがに客の視線を感じてか、見てきますだけでは済まないと
思ったのか、お客さんの出入り具合で温度も変わってきますので、とすぐに
設定を変えに行かない言い訳し始めました。
私には最初、その客の意図が全くわかりませんでした。
暑いと思ったら短めに切り上げて出ていけばよい話です。
入っていられるのはせいぜい5分から10分、スタッフ君が機械室に行って調整しても、
温度が低くなるまでその客がいるとは思えませんでした。
体調によっても温度の感じ方は変わります。しかしその客はあくまでも機械の再調整を要求しています。
機械は調節できるが、人間の体は調節できない、とでも言いたげでありました。
しかしこの場合、どう見ても人間の側で調節した方が早いと思われるのですが、
意外とそれは難しいのです。
ヒトの脳には習慣化回路があって、行動が一端習慣化してしまうと、
そこからはずれた場合、非常に居心地が悪くなります。
たとえばサウナは10分、と決めていると1分でも早く出てしまうと
とんでもない敗北を喫したような気分になってしまうというのもよくあるパターンです。
またこのスタッフ君もタオル換えのためにサウナに入ったら、
全部すませることが習慣化されてしまっているのです。
さて、スタッフ君が出て行って2分ほどの後、その客も出て行きました。
そしてサウナに戻ってくることはありませんでした。
私もサウナから出てシャワーを浴びた後、気になったのでもう一度はいって温度を確認してみました。
相変わらず温度計は102度を示していました。
習慣化回路に入っている行動は記憶にも残りにくいのです。
皆さんの習慣化された行動には、どんなものがあるでしょうか?
今年7月にラジオ出演した「熱中症」に続いて、
今朝、10月6日の朝7時30から「POWER BAY MORNING」に出演しました。
ベイFMが聞けない人たちもいらっしゃるかと思いますので、その時お話をまとめてみました。
ぜひ、冬の風邪予防のご参考にしてください。
以下は「POWER BAY MORNING」月曜日、火曜日担当の小島さんとのやり取りです。
★これからの寒くなってくる季節、どんな病気に注意すればいいのか?
株式会社アーテイジ代表取締役で医学博士の内山明好(うちやま あきよし)先生に
伺っていきます!もしもし~!おはようございます!よろしくお願いします。
「よろしくお願いします。」
■まずは気になる新型インフルエンザ・・・もうすぐワクチンも摂取できるようになりますが・・・
⇒今年は、この新型インフルと、いわゆる従来型の「季節性インフルエンザ」、両方に注意しなければ
なりません。症状に違いはあるのでしょうか?
「症状はほとんどいっしょで区別はつきませんが、熱が少し高めだったり、
症状が若干強かったりするようです。経過もほとんど一緒です。
ただ新型では妊娠中の人や小さいお子さんなどで重症の肺炎になる人の確率が少し高めですので、
発熱がいつもの年に比べると高めであるとか、症状がきついとか心配な方は、
このシーズンは早めに医療機関で抗インフルエンザ薬をもらった方が安心かもしれませんね。」
⇒病院での検査で、新型は季節性かの見極めはできるものなのでしょうか?
「病院の簡易キットではわからず、ウイルスの遺伝子検査をしないとわかりません。」
⇒インフルエンザの治療薬としては、タミフルとリレンザが知られていますが・・・この2つの薬、
どんな違いがあるのですか?
「タミフルは内服薬、リレンザは吸入薬です。
吸入薬というのは吸入器具がついていて、カプセルから粉の薬を押し出してそれを吸い込む形になります。
新型ではまだタミフルの耐性ウイルスは出ていませんが、季節性では昨年耐性の問題で騒がれましたね。
吸入薬が使える人はリレンザが安心かもしれません。」
⇒そして、もうすぐ新型インフルエンザのワクチン接種もスタートしますが・・・ワクチンにも『国産』と『輸入』の2種類があります。これはどんな違いが!?「こういう人は国産がいい」「こういう人は輸入がいい」など、あるのですか?
「誰にどちらがよい、ということはありません。
ただ輸入ワクチンの特徴はアジュバンドといって、免疫を増強する物質がワクチンの中に入っています。
その分、ウイルスに抵抗する抗体のでき方もよいので、効果の面では安心なのですが、
若干打ったところが腫れるといった作用が国内ワクチンより強いようです。」
⇒しかし、とにもかくにも、予防にはまずはうがいや手洗い、マスクなどが重要ですよね!?
「そうですね。今シーズンは特に徹底しましょう。」
■そしてもう1つ・・・インフルエンザとともに、これから寒くなってくる季節、
注意しておきたい病気や症状というと、どんなものがありますか!?
「寒くなって注意を要するのは心筋梗塞や脳卒中などの血管系の病気です。」
⇒なぜ、寒くなると、血管系の病気に注意、なんですか?
「急に寒い所に出ますと、血管が収縮して血圧が上がりますので、
高血圧、動脈硬化など血管系の病気を抱えている人は心筋梗塞や脳卒中を起こしやすくなります。
特にお年寄りで夜中トイレに行ったりするときが危ない。」
⇒予防法などはあるのでしょうか!?
「ご家族にそんな危険性のある方がいらっしゃる場合は、
廊下とかトイレとかあまり寒くならないような工夫が必要です。
エアコンを弱くてよいので、ずっとつけておく、といったところでしょうか。」
■最後に、内山先生から、リスナーに向けて、寒くなってくるこれからの季節、
病気をしないための過ごし方を教えて下さい!
「風邪のはやるこの季節、免疫強化のために、ビタミンA,C.Eの補強を。
特にカボチャなどは美味しい季節ですし、ビタミンAとEが豊富ですから最適ですね。
それからビタミンCはフルーツからと野菜と果物をしっかり取ってこれからの季節に備えましょう。」
★株式会社アーテイジ代表取締役で医学博士の内山明好(うちやま あきよし)先生でした!
ありがとうございました!またよろしくお願いします!
ということでした。
その後、視聴者の方から、「ご自分のお子さんが新型インフルにかかったようなのだが、
またかかってしまうのだろうか」というご質問がありました。
お答すると、同じ型のインフルにはかかりません。
ただし、新型にかかった後に、従来の季節性インフルにはかかる可能性がありますので、
症状がほとんど同じため、2度かかってしまった、と勘違いされる方があるかもしれません。
正しい知識を持って対策をしっかり行い、今年の風邪を吹き飛ばしましょう!!
日常生活でストレスを感じることは、誰しもあることですね。
最近ちょっと興味があって人類の進化について調べていますが、
このストレスはどの様にして起こるのでしょうか。
二足歩行を始めた証拠が残っている一番古い原人は、『アウストラロピテクス』という原人です。
この原人の脳はまだ小さかったのですが、その後出現した現代人と同じ
ホモ属の『ホモハビリス』、それに続く『ホモエレクトス』という原人に至っては、
脳の容積が900ccと現代人の脳の容積1350ccにかなり近づいてきます。
ちなみに現代人はホモサピエンスで、同じホモ属ではありますが、
系統樹として見ると、ホモエレクトスとは枝分かれしています。
要するに彼らは現代人の直接の先祖ではなく、いわば親戚の先祖みたいな関係です。
さてこのホモエレクトスの段階で脳は急速に巨大化して、
その結果もたらされたものは、認知力の向上でした。
この原人の時代は氷河期と間氷河期が繰り返し、環境がめまぐるしく変わる時代でした。
そんな中で、環境変化をうまく捉えてそれに適合することができたのは、
このすぐれた認知力のおかげといわれています。
その後(あるいは同時だったかもしれません)、言語が発達して社会性ができてくるのですが、
おそらくこの認知力向上と平行して起こったのが、抽象概念の獲得と記憶力の発達です。
記憶力が発達すると、時間を意識するようになります。
そして抽象概念の発達と相まって未来を考えることができるようになってしまったのです。
「なってしまった」と表現したのは、これはまさにパンドラの箱だったからです。
未来を考えるというすばらしい認知力を身につけたために、
今度はそれによるストレスの嵐の中に身を置くことになってしまいました。
みなさんが感じるストレスを考えてみてください。
全部とは言いませんが、たいていは未来のことではないでしょうか。
こんな事をしていたら将来どうなってしまうのかとか、この仕事がうまくいかなかったら
会社をクビになってしまうとか、そんなことを考え始めるとストレスで夜眠れなくなる・・・
ということではありませんか。
もちろんイヌや猫も記憶力はありますし、未来を感じることも多少できるかもしれませんが、
それはごく短期間の、せいぜい2,3日先くらいまででしょう。
人間のように、年老いて死ぬ間際のところまではとても考えられないと思います。
では、このストレスから逃れるためには・・・・
それは、時間を意識しないようにすることが重要です。
旅行に行くとストレスが解消されるのは良く経験しますね。
特にリゾート地ではその傾向が強いようです。
それはなぜかというと昨日、今日、明日が同じように流れていくので、時間が起因となるストレスから解放されるのです。
よく「時間がゆっくり流れる」という表現をすると思いますが、それがまさにこのことです。
そこでこのストレスを効果的に解消する方法です。
まず旅先では帰る日のことは、そのときが来るまで考えないようにする。
あたかも時間の流れのよどみにいるような感覚で、未来を考えることを止める。
そうすることでストレスから一挙に解放されます。
ぜひ一度お試しください。
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