脂肪細胞そのものが、老化を加速させていた!?
太っている人は、そうでない人にくらべて生活習慣病のリスクが高いことはもうご存知ですね。
私たちの体内に蓄えられている脂肪細胞は、
本来エネルギーの貯蔵庫として大切な役割を果たしていますが、
さまざまな生理活性物質(アディポサイトカイン)を分泌していることもわかってきました。
アディポサイトカインの中には善玉と悪玉があり、
脂肪細胞が過剰に増えると悪玉アディポサイトカインが多く分泌されるようになり、
糖尿病や高血圧、高脂血症などのリスクを高めてしまうのです。
代表的な悪玉アディポサイトカインに、「レジスチン」、「遊離脂肪酸」や「TNF‐α」があります。
これらの物質が血液中にたくさんあると、インスリンの働きをさまたげ、
食後に血液中に増加した血糖をうまく処理することができなくなって、
糖尿病を発症しやすくなります。
この他には「PAI-1(パイワン)」があり、血栓を溶かす反応をさまたげ、
血液を固まりやすくします。その結果、脳梗塞や心筋梗塞の発症リスクを高めてしまうのです。
アディポサイトカインの中には、傷ついた血管壁の修復や、
悪玉(LDL)コレステロールの取りこみを抑制してくれる善玉物質もあるのですが、
脂肪細胞が蓄積されるにつれ、分泌が減ってしまうこともわかっています。
このように、ただ太っている(=過剰に脂肪細胞を持っている)だけで、
見ためだけでなく健康の上でも大幅なダメージとなってしまいます。
体の内側と外側の若さをキープするためには、適切なダイエットを取り入れ、
太り過ぎないようにコントロールすることが肝心です。
投稿者 webmaster : 2008年2月 4日 17:03
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