2008年度から健康保険組合に義務付けられる、メタボリック対策の健診も担当する「ドクター内山」が、長年の臨床や製薬企業の医療コンサルタントとしての経験を元に健康維持のための様々な情報を気軽に書き綴るブログ

ダイエット法いろいろ-その4・低カロリーダイエット編

万人に効果があるのは低カロリーダイエット。
食事のカロリーと量をひたすら減らして、いどみます。「いどみます」と書いたのはそれほどの覚悟がいるからです。飢餓に打ち勝つ強靱な意志、衰える体力にむち打ちながら運動に励みます。それは、そうちょうど減量中のボクサーのようです。

これはちょっとオーバーな例えですが、前にも書きましたように、飢餓感が強くなるとからだは緊急事態モードになり、入ってきた栄養を何でも脂肪に置き換えようという代謝に変わってきます。その結果、よほど食事内容、タンパク質、炭水化物、脂肪、ビタミン、微量元素などのバランスを考えて減らさないとただ単に体力が落ちただけで体重は減らない、脂肪は増えたという結果になりかねません。

体重が一時的に落ちたとしても食事をちょっと戻すとすぐにダイエットを始める前、あるいはそれ以上にリバウンドしてしまいます。

このダイエット法はそれこそ管理栄養士についてもらって、細かく食事内容を指導してもらいながら行わないと成功しない方法です。やり方として簡単そうで、ダイエット本にもいろいろ載っているので見よう見まねでやると、多くの場合失敗を繰り返してかえって太ってしまうか、健康を害する結果となります。

いろいろなダイエット法がありそれぞれ個人にあった方法を選ぶことが重要ですが、一番良くないのがいったんすごいやせて、でもやめたとたん一挙にリバウンド、というものを繰り返すことです。これによって体内環境はめちゃくちゃになりますし、ホルモンバランスも崩れてしまいます

よくダイエット法の宣伝で1ヶ月で5kgやせる、とかありますが、目先の売り文句に惑わされないでぜひ「始める前に長く続けられる方法なのか」、リバウンドに関することも含めて「体の健康を害することがない方法なのか」をよく見極めてから取り組んでください。

投稿者 Dr.uchiyama : 2007年11月07日 22:58

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