体が欲しているもの、あるいは好きなものを食べると、脳内のご褒美物質、
エンドルフィンなどが放出されます。
これによって人は一定の食物を食べたがることになります。
それがその人にとっての好物ということになるのでしょう。
おそらく脂肪は体内に吸収されると脳内物質を出させる働きがあるのだろうと推測されます。
たとえばマグロのトロ、しもふり牛肉、フォアグラなど、
脂肪が豊かに入った食材はたいていの人が好きだと思います。
江戸時代以前の日本では獣肉はあまり食されなかったはずです。
ところが明治期以降牛肉などが一般的に食べられるようになり、
肉食のおいしさが知られるようになったわけです。
また第二次大戦後、欧米流の食事スタイルと内容が一般化してくると、
食事中の脂肪量が上がり、1回の食事あたりのカロリー量が一挙に増加します。
1gあたり炭水化物は4Kcalの熱量を発生しますが、
脂肪は9Kcalと倍以上の熱量を発生します。
脂肪量の多い現代の食事はそれだけエネルギー量が高いのです。
和食と洋食のカロリー量の違いを見てみると、
典型的な洋食と和食とではこれだけの違いがあるのです。
カロリーだけから見ると洋食が圧倒的に多いのですが、
食事内容はカロリーだけでは片付かないのです。
炭水化物(糖)、タンパク、ビタミンなどとのバランスもあり、かなり複雑です。
よく低カロリー食が健康食であるかのように宣伝していることがありますが、
一概に低カロリーだから良いともいえないのが、
事を複雑にしている原因でもあります。
投稿者 webmaster : 2007年11月17日 15:13
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