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      <title>メタボ・糖尿病をなくしたい｜ドクター内山の健康・アンチエイジング・食育ブログ</title>
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      <description>2008年度から健康保険組合に義務付けられる、メタボリック対策の健診も担当する「ドクター内山」が、長年の臨床や製薬企業の医療コンサルタントとしての経験を元に健康維持のための様々な情報を気軽に書き綴るブログ</description>
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      <copyright>Copyright 2012</copyright>
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         <title>あらためてQ脳ダイエット</title>
         <description>3月号のボディプラスという健康誌にQ脳ダイエットを取り上げていただきました。

記事をまとめていただいたレポーターの方はたいへん熱心に著書「Q脳ダイエット」を読み込んで
いただいたようで、私もたじたじになるような質問を数多くいただき、何とか回答のつじつまを
合わせてできあがったのがあの記事です。
とてもすてきなイラストでまとめていただきレポーターの方にはたいへん感謝しております。
そんなこともあって、改めてQ脳ダイエットについて整理してみました。今回はそんなQ脳ダイエットの
本質について書きたいと思います。

最近は健康情報が数多く出回っています。
またテレビでも健康バラエティ番組がたいへん多く放映されるようになっています。
これでみなさんがより健康になってもらえるならそんなうれしいことはありません。
しかし、なかなかテレビで言うようには実行できませんよね？それはなぜなんでしょうか。

以前NHKの番組で昨年の大震災のときに人々がどの様に行動したかについて分析をした番組が
ありました。津波が来ると情報を受け取っていながら避難しなかった人々の心理はどうなっていたのか、
を読み解くという特集でしたが、自分だけは大丈夫、という心理、他の人も逃げていないので大丈夫、
という心理、そのような心理状態が働いて人々の避難を遅らせてしまったと番組では語っていました。

健康についてもまったく同じ事が言えます。血圧が高いですね、血糖値が高いですね、コレステロール
も高いです、このままでは脳卒中か心筋梗塞を起こしますよ、と健康診断でいわれたにもかかわらず、
何もしようとしない人が多くいらっしゃいます。ここまで深刻でなくても、少しお腹周りが気になって
きたのでダイエットを始めてみたが、三日も続かなかった、なんていう方も多いのでは？
これには自分だけは大丈夫という心理が働いているでしょうし、治療をはじめると食事制限を
いわれるからいやだ、という人もいますし、三日も続かないとやっぱり自分は意志が弱かった、と
あきらめる方など色々です。

でもちょっと考えてみてください。
もしあなたのご両親や最愛の人がこんな状況であれば、早く何とかして欲しいと口うるさく注意を
促すと思います。自分以外の人には言えてもなぜ自分自身では行動できないのでしょうか。

そこに注目したのがQ脳ダイエットです。手の届くところにある食べ物は何でも食べてしまう、
好きな食べ物は止められない、出された食べ物は全部平らげないと気が済まない、お腹がいっぱい！と
わかっているのにさらにデザートを食べないと気が済まない等々、誰でも思い当たる節があるのでは
ないでしょうか。

食行動の基本は、
1．脳が視野に入ったものが食べ物であると認識する
2．お腹が空いているかどうかチェックする
3．食べ物を消化する胃や腸に指令を出して準備させる
4．食物に手を伸ばして口に入れろと指令を出す、
こんな一連の脳のシステムに則って行われます。

この脳の回路を私はエネルギー摂取をひたすら追い求めるという事からQuest脳（Q脳）と名付けました。

自分の脳の中にこのQ脳が存在することを意識することで、それを如何にコントロールするかと
考えるもう一人の自分がいれば、自分自身の行動をしっかりと客観的にみることができ、
よりよい判断ができるのではないかと考えました。そしてこのよりよい判断をするもう一つの脳を
Self脳（S脳）と名付けました。

ですからQ脳ダイエットというのは、三日坊主で何をやっても続かない、といったなかなか思うように
ならない自分自身を客観的に見ることによって、目標に向かっての行動を強めていくことが
このダイエット法の基本的な考え方です。食事の取り方、食材の選び方、運動の推奨と行動自体は
一般的にいわれていることと大きな違いはありません（もちろん組み合わせ方にQ脳ダイエットなりの
工夫はありますが）。ただそういったダイエットに向けた行動が三日坊主にならずに続けられる方法と
理解していただければ幸いです。

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          <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">0002正しいダイエット知識</category>
        
        
         <pubDate>Thu, 02 Feb 2012 17:02:18 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>Always三丁目の夕日を観て・・・</title>
         <description>Always三丁目の夕日の3作目が劇場公開となりましたね。
その宣伝かも知れませんが、先日テレビで第2作目を放映していました。
その中で鈴木モーターズの社長（といっても町の修理工場のオッチャンですが）の一家が東京タワーの
展望台に上る場面がありました。
そのとき高所恐怖症であるこの社長が展望台のエレベーターを降りたとき、家族に「おい、そんなに早く
歩くな！傾いて落ちてしまうじゃあねぇか」というセリフがありました。この脚本を書いた人はもしかしたら
自身が高所恐怖症かも知れません。
というのはあり得ないことを想像して不安を増幅していくのは不安発作を持つ人の特徴で、
それをコミカルに良く捉えているからです。

落ち着いてよく考えれば東京タワーの展望台が傾くはずもなく、単なる妄想に過ぎないことはわかる
はずですが、恐怖症のある人はそう考えざるを得ないのです。不安な要素があり得ることもあり得ない
ことも次々に浮かんできて、互いに増幅されしまいには不安でいたたまれない状況に追い込まれるのが
不安発作です。
カウンセリングではなぜ不安なのかを質問してひとつひとつその理由を尋ね、起こりえないことを納得
してもらって不安を解いていきます。

肥満の方もこれに似た現象を起こします。
食べ物と心理状態が強く結びついている人がいて、不安な状態になると食べ物に手が伸びるのです。
特に甘いものが食べたくなります。また逆に空腹になると不安になることもあります。
お腹が空くと眠れなくなるというのもこれに近いものです。ある程度食べて満腹になったり、甘いもので
しっかり血糖値が上がったりすると一段落して不安な状態が解消されます。
おそらくこれは食べるという行為によりそちらに集中するため不安の増幅が途切れたり、血糖値が
上がり脳内の報酬系が働くことによって、不安の増幅が終息したりするからと考えられています。

不安の増幅を断ち切る方法のひとつは何も考えないことです。
不安はあれこれ考えることによって増幅されるため、何も考えない訓練をするのです。
ヨガでよくやる瞑想は何も考えない訓練としてよい方法です。座禅を組んで（普通のあぐらでも
よいですが）、深くゆっくり呼吸して浮かんでくる雑念をひとつひとつ消していきます。

ダイエットを始めた初期は空腹を感じないように食事配分をしても空腹を感じてしまうことがあります。
そんなときにこの瞑想は役に立ちます。これはS脳、Q脳の存在を意識して、客観的に自分自身を
見つめることによってダイエットを行うQ脳ダイエットの強化方法のひとつでもあります。

Always三丁目の夕日の映画が映し出す昭和30年代は、ちょうど私も映画に出てくる子供達と同じ
年代です。確かにそんなに豊かな時代ではなかったように思います。
でもなぜかみんな活気に満ちて幸福だったようにも思います。こんな風にノスタルジーを感じることも
脳と心の健康に役立ちます。
Always三丁目の夕日の映画を観てそんなことを感じたのでした。
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         <link>http://www.metabo-help.com/drblog/0004/always.html</link>
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          <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">0004健康</category>
        
          <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">Q脳ダイエット</category>
        
        
         <pubDate>Tue, 24 Jan 2012 10:09:27 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>2012年を占う手相の話</title>
         <description><![CDATA[2012年、明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="sinnen.jpg" src="http://www.metabo-help.com/drblog/images/sinnen.jpg" width="250" height="333" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span>

私は年末からお正月にかけてテレビづけのお休みでしたが、皆様は如何でしたでしょうか。
お正月の番組は、ほとんどがバラエティやお笑い番組でしたが、出演する芸人さんたちが提供する
笑いにもいろいろな種類がありますね。
絶妙な話し方で出演者から笑えるネタを引き出す、見ている人たちに共感を与えて自然な笑いを
誘うすばらしい芸人さんがいる一方、下品なネタや単におかしな格好をして失笑をかうだけの芸人さんと、
人を喜ばせることにも才能の違いをつくづく思い知らされました。

さて今回の話題は、芸人さんやタレントさんの才能と手相が関係あるのではないかという話です。
お正月番組で最近大人気の芦田愛菜ちゃんという子役の手相を占っていた番組がありました。
私自身、手相に詳しいわけではありませんが、彼女の手相は感情線と知能線が一直線になった、
いわゆる手相用語で「ますかけ」という手相だそうです。
このますかけ線を持っている人は強い運勢の持ち主だとか、天下取りの才能があるとか手相の上では
いわれているようです。
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="tesou.jpg" src="http://www.metabo-help.com/drblog/images/tesou.jpg" width="400" height="297" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></span>

手相で見る掌のしわは、指の関節が曲がりやすいようにできる皮膚の溝にすぎませんので、
これでなぜ人生が占えるのかと疑問に思ったことはありませんか？

実は手のしわにも遺伝が関係しているようで、その人の持って生まれた才能などとの関係が
経験的知識として積み重なったのが手相なのかも知れません。さて芦田愛菜ちゃんの手相で
特徴的なこのますかけ線ですが、チンパンジーなどの類人猿の手は皆これです。
そのためSimian crease（猿手皺）といわれています（この言葉は差別的な語感があるので、
あまり用いられなくなっています）。
またこの手相はダウン症やその関連の染色体異常の人にも特徴的に見られます。
ダウン症のお子さんは知能の発育遅延や特徴的な顔つきがありますが、いつもにこやかで人を
楽しくさせる性質があります。そのためelfin smile（妖精の微笑）とも呼ばれています。

もちろん芦田愛菜ちゃんはダウン症ではありませんし、このますかけ線という手相を持っているから
ダウン症を心配するというものではありませんので、誤解の無いようにお願いします。
ただ興味深いことにこのますかけ線は遺伝的要素が強いらしく、この手相を持っている人は
両親のどちらかが同じ手相である確率が高いようです。また同じ番組中で芸能人にはこの手相の人が
多いようで、たとえば明石家さんまさんもこの手相であると紹介されていました。

手相と才能との関係や、ダウン症だとなぜこのますかけ線になるのか、などまだわかっていないこと
だらけですが、色々と総合してみると、この手相を持っている人は人を楽しくさせたり、人を和ませる
すてきな微笑をもっていたりといった才能があるのかもしれませんね。

ということで2012年が笑いの絶えない幸せな年になりますように願っております。
]]></description>
         <link>http://www.metabo-help.com/drblog/0015/2012.html</link>
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          <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">0004健康</category>
        
          <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">0015遺伝子検査</category>
        
        
         <pubDate>Thu, 05 Jan 2012 11:57:11 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>クスリの幻想　その4　-薬の副作用で悩まないために-</title>
         <description><![CDATA[今回は第4回目のおくすり講座となります。

◆クスリの幻想　－その1　薬のタネ－<a href="http://www.metabo-help.com/drblog/0004/1_7.html">
http://www.metabo-help.com/drblog/0004/1_7.html</a>

◆クスリの幻想　－その2　大きな誤解－
<a href="http://www.metabo-help.com/drblog/0004/2_7.html">http://www.metabo-help.com/drblog/0004/2_7.html</a>

◆クスリの幻想　－その3　薬の効果と副作用－
<a href="http://www.metabo-help.com/drblog/0015/3_8.html">http://www.metabo-help.com/drblog/0015/3_8.html</a>

<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="クスリ" src="http://www.metabo-help.com/drblog/images/GW198_72A.jpg" width="250" height="333" class="mt-image-none" style="" /></span>

日本人は薬好きの国民として知られています。何かというと薬に頼る傾向があります。
風邪など1～2日ゆっくり寝ていれば症状は良くなるのに、薬局で市販薬を買って飲み、
良くならないからとクリニックに行って医療用の医薬品を処方してもらいます。

「医師なのにどうしてそんなことを言うの？」と仰る方もいらっしゃるかもしれませんが、
よく考えてみてほしいのです、薬には必ず副作用があります。良いことばかりではありません。
むしろ効きめが強い薬ほど副作用も強いと言えます。
ですから本来は、よほどのことがない限り、薬など飲まない方が良いのです。
これが薬の開発や販売後の安全管理に長年携わってきた者としての正直な感想です。

もちろんすばらしい薬も数多くあります。
ただそのすばらしい薬が使い方を間違えると凶器になってしまうのもまた真実です。
ちょっと想像してみてください。あなたがかかっているお医者さんが実は薬のことをよく知らずに
薬を処方しているとしたらあなたはどうしますか？あなたの主治医はほんとうに大丈夫ですか？

医療用の医薬品には必ず添付文書といういわゆる薬の取扱説明書がついています。
ここには国によって承認された内容が書かれています。その薬が使われるべき病気の種類、使い方や
量（用法、用量といいます）、使ってはいけない場合はどんなときか、どんな副作用が出るのか、
他の薬と飲み合わせはどうか、国の承認にあたってその根拠とした臨床試験のデータなど盛りだくさんの
内容になっています。この添付文書をきちんと読めば、その薬のことはだいたいわかります。

ただ一般的に家電製品などでもそうですが、取扱説明書は読みにくい、わかりにくいのが通例で、
添付文書もご多分に漏れません。ですから多くのお医者さんは添付文書を読んでくれません。
製薬企業はこの添付文書の内容を作るために10年以上の歳月と数百億円の費用をかけているのに、
です。

薬剤師さんはもちろん薬のことが専門ですからちゃんと読んでくれます。
でも実際に処方箋を書くのはお医者さんで、お医者さんには添付文書で規定されている用法や
用量以外の内容で処方しても、その患者さんの治療に役立つのであれば良い、ということになっています。

もちろんこれは患者さんにその旨きちんと説明して、納得していただくことが前提ですが。
ですから薬剤師さんもうかつにこの処方は間違っていますとは言えないのです。
これが時々副作用の悲劇を生みます。

薬の副作用には２つの種類があります。
ひとつは薬の本来持っている作用が期待以上に強く出てしまう場合（A型：Augmentedといいます）、
もうひとつは全く予想できなかった作用が出てしまう場合（B型：Bizarreといいます）です。

A型の副作用は動物実験の段階、臨床試験の段階でだいたい症状や所見が現れるので、
添付文書にしっかり記載されています。
しかしB型はいつ、どんなときに、どんな人にでるのか皆目見当がつきません。
ですからBizarre（異様なといった意味）というのです。この典型的なものが薬疹やアナフィラキシーという
アレルギー反応です。薬の飲み合わせで出てくる副作用は、大抵はA型です。
A型の副作用は早く気がついて薬を止めれば事なきを得ますが、本来の病気が悪化したのではと
逆に用量を増やしてしまう場合やその症状を抑えようと別の薬剤を追加して返ってひどくしてしまう
例などがあります。
出ている症状が病気の症状なのか薬の副作用なのかはなかなか判断が難しいのですが、
薬の副作用を疑う大原則が2つあります。

1．	新たに出た症状と薬の服用という時間的関係があること。
これは今までの病気の症状とは異なる症状が出た場合、その症状が出る前に薬を飲んでいたという
事実があること、さらにその薬の使用を止めたら症状が良くなったという事実があることです。

2．	その薬を飲むといつも同じような症状が出ること。
こうなれば犯人は間違いありませんが、いつもそれほど明確にわかるわけではなく、何か関係が
ありそうだね、で終わってしまう事も多いのです。

しかし上記のことからもわかるように、副作用かどうかが一番よくわかるのは、お医者さんではなく
薬を飲んでいるあなた自身です。ですから薬を飲んでおかしいと思ったら上記のことを考えてみてください。

1998年に米国で発表された論文ですが、薬の副作用が原因と考えられる死亡が1994年1年間で
10万人あり、これは当時の死亡者数で言うと第4位の死因であったというたいへんショッキングな
論文でした。だいぶ古い情報ですが、現在でも状況はさほど変わってはいないようで、
日本ではこのような調査はありませんが、似たような状況である事は間違いないでしょう。

高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病はいったんひどくなってしまうと薬が手放せなく
なりますが、薬による副作用も数多く起こっています。
先に書きましたように、副作用かどうかがわかるのは薬を飲んでいるあなた自身です。
薬を飲んでいて何かいつもと違う、何か変だと思ったらすぐにその薬を処方しているお医者さんに
言いましょう。ときどき取り合ってくれないこともあるかも知れませんが、そんなときには<a href="http://www.metabo-help.com/0015.html" target="_blank">メタボヘルプ.comの
相談サイト</a>に連絡してください。

]]></description>
         <link>http://www.metabo-help.com/drblog/0004/4--.html</link>
         <guid>http://www.metabo-help.com/drblog/0004/4--.html</guid>
        
          <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">0004健康</category>
        
        
         <pubDate>Mon, 19 Dec 2011 11:14:42 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>敏感肌の女性の悩み</title>
         <description><![CDATA[先日、アーテイジがお仕事をお願いしているある会社の女性担当者とひょんなことから
化粧品のお話になりました。
彼女は肌が敏感で「普通の化粧品ではすぐに荒れてしまう」という悩みを聞きました。

確かに思い出してみると、彼女はほとんどいつもすっぴんに近く、うすいお化粧しかしていません。
色白のきめ細やかなお肌だからお化粧をしないのかと思っていましたが、
彼女によると化粧品を使うとすぐにぶつぶつと吹き出物ができてしまうのだそうです。

そこで私が共同開発をしている美容液、「DiAty美容液」を試しに使っていただこうとお渡しました。

DiAty美容液は、数種類の天然の炎症を抑えるハーブ成分を組み合わせ、アンチエイジング成分である
アスタキサンチンを配合し、ほんのりとバラの香りのする透明感のある赤色の美容液です。
（アスタキサンチンは、CMでもよく聞く成分ではないでしょうか？）
皮膚科医とアーテイジの共同開発で作られた美容液です。

敏感肌の彼女でしたら合うのでは　と思い、お渡ししました。
<div style="text-align: center;"><a href="http://artage.co.jp/solution/products04.html"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="DiAty美容液" src="http://www.metabo-help.com/drblog/images/img_product04.jpg" width="200" height="250" class="mt-image-none" style="" /></span></a></div>

そこから1ヵ月ほど経過した頃、女性担当者から連絡が入り、「使用してすごく調子が良い」という
嬉しいお言葉を頂戴しました。とても肌の調子が良く、吹き出物も減ってきたそうです。
結局、続けて使いたいということで、数本まとめて買って帰られました。

もちろん個人差はあると思いますが、お肌のトラブルになりがちな添加物成分を極力減らした、
お肌に優しい美容液です。

お肌のトラブルにお悩みの方、メタボヘルプ会員でありましたらご相談を受付いたしますし、
よろしければ、ドクターコスメを一度お試しください。

<a href="http://www.metabo-help.com/0015.html">敏感肌の女性の悩みへ</a>

<a href="http://artage.co.jp/solution/products04.html">DiAty美容液をお試しになる方へ</a>]]></description>
         <link>http://www.metabo-help.com/drblog/0016/post_100.html</link>
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          <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">0016美容</category>
        
        
         <pubDate>Wed, 30 Nov 2011 09:21:09 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>世界糖尿病デーにちなんで～糖尿病の正体～</title>
         <description><![CDATA[
11月14日は世界糖尿病デーでした。
これは糖尿病の全世界的驚異を認知するということで、国際糖尿病連合（IDF）と
世界保健機関（WHO）が定めた日です。
そのシンボルカラーは国連や空を表すブルーですが、個人的にはちょっと違和感があります。
この理由は後で述べたいと思いますが、その前に糖尿病にまつわる数字を少し見てみましょう。

現在世界で推定される糖尿病の患者総数は2億4000万人、そのうち実に380万人以上が
糖尿病関連の病気で亡くなっています。
この数はエイズによる死亡者数と同じくらいです。

かつては贅沢病と言われた糖尿病ですが、実は現在発展途上国で急速に増加しています。
この原因として考えられるのが、ファストフードなどによる安易な脂肪と糖分の過剰摂取による肥満です。

さて日本ではどうかというと、2006年の糖尿病実態調査で糖尿病が強く疑われる人が820万人と
推定され、さらに可能性を否定できない人が1050万人、合わせると1870万人と実に人口の10％を
超える数の糖尿病患者が存在することになります。
一般的に「糖尿病は死なない病気」という認識の人が多いようですが、実は様々な病気を引き起こし、
これが原因で亡くなる人がかなり多いのです。

糖分は体になくてはならない栄養素で、体の中の糖分が少なくなると途端に脳が機能低下して、
ひどくなると脳が活動できなくなり死んでしまいます。
それならその逆の、血液中の糖分が多くなる糖尿病は脳にとって快適な環境なのでは？と考えて
しまいますが、どっこいそうはならないのです。

糖尿病というのは、血液中の糖分が増えてしまう病気です。
これ自体は命に関わるものではないのですが、実は糖分はタンパク質と一緒にいると固く結びついて、
タンパク質の代謝を邪魔するようになります。
たとえば生クリームのケーキなど放っておくと自然に黄色に色づいてきますが、これは糖とタンパク質が
結びついて変質してしまった証拠です。これをメイラード反応と言います。
このメイラード反応がまず手足の末端や体内の臓器の末端の毛細血管というところで起こってきます。
そうなると毛細血管が固くなったり詰まったりして、細胞に十分な酸素や栄養を送れなくなるのです。
これが糖尿病の一番怖いところです。

つまり糖尿病になると、毛細血管がダメになり、手足や臓器が酸素不足、栄養不足から腐ってしまう
ことになるからです。
たとえば眼の毛細血管がやられれば、糖尿病性網膜症として視力が落ちてきますし、腎臓の
毛細血管がやられれば糖尿病性腎症といって、血液透析をしないと生きていけなくなるという状態に
なります。

<a href="http://www.metabo-help.com/0032.html" target="_blank">メタボヘルプ.comのデトックスのおはなし</a>にも書きましたが、血液透析を受けるようになった原因として
現在最も多いのは糖尿病です。
もちろん太い血管もそのうち同じようなことが起こってきますので、動脈硬化が進行し心臓の血管が
詰まれば心筋梗塞、脳の血管が詰まれば脳梗塞、手足の血管が詰まれば末端壊死となり、
切断しなければいけなくなる事態にもなります。

このように見てくると糖尿病はじわじわと人を死に追い込んでいく恐ろしい病気であることがわかります。
手足の毛細血管がやられて、末端まで血液が十分回らなくなると足や手の指先が冷たくなったり、
青白くなったり（そのうちに赤黒くなります）、しびれが出たりします。
糖尿病デーのシンボルカラーが青いのは、この手足の循環が悪くなった状態を想像させるので、
個人的には好きになれません。もっと暖かみのあるオレンジ色などが良いのでは思っているのですが。

血管はまわりの温度や様々な環境で広がったり縮んだりしています。
これを支配しているのが交感神経・副交感神経ですが、もう一つ、「一酸化窒素（NO）」という
物質があります。一酸化窒素が血管の細胞で作られると、その刺激で血管が広がるのです。
これにはアルギニンというアミノ酸が使われます。

<a href="http://www.artage.co.jp/" target="_blank">アーテイジ株式会社のホームページ</a>をご覧いただくと、「<a href="http://www.artage.co.jp/solution/products03.html" target="_blank">ヘルシフィート</a>」というクリームが掲載されています。

<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="http://www.artage.co.jp/solution/products03.html" target="_blank"><img alt="ヘルシフィートクリーム" src="http://www.metabo-help.com/drblog/images/img_product03.jpg" width="200" height="250" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></a></span>

このクリームは、アルギニンを皮膚から吸収させてやることにより、
アルギニン⇒一酸化窒素⇒血管拡張という仕組みを利用して、血管を広げて循環を良くする
クリームです。
米国で糖尿病の患者さん向けに開発されたもので、手足が冷える、しびれる，傷が治りにくいという
症状を改善するクリームです。
もちろん毛細血管が広がるので、手足が冷える冷え症の方に使っていただいても改善が期待できますので、是非お試しください（ちょっと脱線して宣伝になってしまいました）。

このように糖尿病は怖い病気のひとつですので、しっかり治療する必要がありますが、
糖尿病があるのにまだ治療していないという人もかなり多いようです。
治療には様々な薬がありますが、まず食生活や生活習慣を改善して、肥満をなくすることが基本です。

あまり進行しないうちでしたら、生活習慣の改善だけで元に戻ることも可能です。
健診などで「まだ大したことはありませんが、ちょっと糖尿病の気がありますね」、といわれたら、
安心せずにしっかりと生活習慣を見直すという治療を始めましょう。これも立派な治療です。

<a href="http://www.artage-clinic.jp/" target="_blank">アーテイジ虎ノ門クリニック</a>では糖尿病の生活習慣改善指導も行っていますので、興味のある方はご連絡ください。
]]></description>
         <link>http://www.metabo-help.com/drblog/0004/_1114.html</link>
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          <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">0004健康</category>
        
        
         <pubDate>Wed, 16 Nov 2011 19:02:55 +0900</pubDate>
      </item>
      
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         <title>「先制医療」とは何か？</title>
         <description><![CDATA[
先日、ある会合で井村裕夫先生とお話しする機会がありました。
井村先生は京都大学総長や先端医療振興財団の理事長などを歴任された著名なドクターです。
井村先生には、私が評議員を務める製薬医学会（薬を作り育てていくということを、医学の専門領域の
ひとつとして推進している学会）の関係で、たいへんお世話になっています。

井村先生のご専門は内分泌代謝なので、今アーテイジで積極的に進めている遺伝子検査から
食事栄養指導、肥満対策を行うというお話しをしたところ、たいへん興味を持っていただき、同時に
井村先生が中心にまとめられた、今後の新しい医療のあり方として「先制医療」というアイデアを教えて
いただきました。

今回はちょっとその「先制医療」について書いてみようと思います。

アーテイジはアンチエイジングの技術開発をめざそうとスタートした会社です。
ところが、最近「アンチエイジング」という言葉が世の中に広まったのはよいのですが、どちらかというと
見た目の若さということが中心になって、美容やエステ業界でよく使われる単語になってしまい、
ちょっと体全体の、「健康のためのアンチエイジング」という意味合いがずれてしまいました。

かといって昔から使われている「予防医学」という言葉も、健康診断、人間ドックを想像させる言葉として
定着しており、アーテイジがめざすところとはちょっとしっくりこないような気がしていました。
そこでもっとぴったりした言葉はないかと探していたところ、井村先生の提唱する「先制医療」という言葉に
出会ったわけです。

先制医療は井村先生を中心に科学技術振興機構、研究開発戦略センターのメンバーによって
まとめられた概念で、遺伝子検査やバイオマーカーという体の反応や病気のわずかな変化を捉える
指標とか画像診断などを使って、病気の本体をいち早く捉え、病気が表に出ないうちに抑えてしまおう
という医療です。
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="先制医療" src="http://www.metabo-help.com/drblog/images/sensei.jpg" width="500" height="310" class="mt-image-none" style="" /></span>
（図：<a href="http://crds.jst.go.jp/output/pdf/10sp09.pdf" target="_blank">｢超高齢社会における先制医療の推進｣　</a> 　
<a href="http://crds.jst.go.jp/" target="_blank">独立行政法人科学技術振興機構研究開発戦略センター　</a>）

政府の発信する提言にもこの「先制医療」は盛り込まれています。
私も大学や製薬企業で新薬の開発に長年従事してきましたが、やはり病気が一端表に出てしまいますと、
最新の医薬品を持ってしても、それを元に戻すことはほとんど不可能、というのが実感です。

もちろん病気の治療のために薬は重要な存在ですし、その薬をつくることに大いなる努力を払ってきた
わけですが、多くの薬は病気を安定させることにとどまり、決して元の健康状態に戻してくれるわけでは
ないのです。特に慢性の病気はそうです。

みなさん薬を飲めば病気が治ると考えているかもしれませんが、治療と言っても病気を治すのではなく、
病気がそれ以上悪くならない、病気の進み方を遅らせる、という程度のことがせいぜいです。

たとえば私が開発に携わった薬剤のひとつにアルツハイマー病の薬があります。
自分自身もこの薬はすばらしい薬だと思っていますが、それでも病気の進行を6ヶ月程度遅らせることが
精一杯です。

また最近では、進行した乳ガンに対する抗ガン剤で、患者さんが生きることができた期間を数ヶ月程度、
従来の治療より長くすることができたということで、画期的新薬として承認になりましたが、この程度が
現実です。もちろんそれはそれですばらしいことだと思いますが、それよりは病気にならない方がもっと
良いに決まっています。

「先制医療」では、遺伝子検査により、健康リスクをいち早く捉え、バイオマーカーを使って、体で
起きている異常をいち早く捉え、病気を起こす前に病気の芽となるものをつみとってしまうということに
なります。

今の健康保険制度は崩壊の一歩手前と言うくらい逼迫していて、新たな治療法ができても保険が
適応になるまでには多くの時間と財源の確保が必要となります。

また本年3月に起こった大震災では、流通が途絶えて薬剤の供給がストップし、多くの患者さんが
不安の中で過ごしたことは記憶に新しいと思います。
こんな中でみなさんの考え方もだいぶ変わってきたのではないでしょうか。好き勝手な生活をして病気に
なっても、病院で薬をもらえば良いさ、という考え方から、如何に病気にならないように普段の生活に
気をつけることが重要かということを気づかせてくれたような気がします。

みなさん、年をとるとみんな病気になるのだろうと思っていますが、大きな間違いです。
病気になる人は病気になるだけのことを気がつかないうちにやってしまっているのです。

それを気づかせてくれて、生活習慣を修正する方向を示し、あるいは今までの考え方とは全く異なる、
病気になる前に使う薬剤の開発を行っていくことも先制医療（あるいは今後の医療といっても良いかも
知れません）の大きな役割です。

「先制医療」が実現されると、日常生活のどこに気をつけるべきかがわかり、あるいはごく軽い治療法で
病気を防ぐことができるようになるわけですから、生活の質の改善や医療費の削減にも大いに
役立つことにもなります。

もちろん「先制医療」はまだコンセプトができあがってようやく歩み始めたばかりです。
今後更に多くの研究が必要となります。アーテイジでは生活習慣病を中心にその「先制医療」の
技術開発と<a href="http://www.artage-clinic.jp/" target="_blank">アーテイジ虎ノ門クリニック</a>での実践をめざしてがんばっていきたいと思います。

 
先制医療のイメージ図
（科学技術振興機構研究開発戦略センター「超高齢社会における先生利用の推進」より引用）
]]></description>
         <link>http://www.metabo-help.com/drblog/0003/post_99.html</link>
         <guid>http://www.metabo-help.com/drblog/0003/post_99.html</guid>
        
          <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">0003アンチエイジング</category>
        
          <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">0004健康</category>
        
        
         <pubDate>Thu, 13 Oct 2011 18:22:14 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>クスリの幻想　－その3　薬の効果と副作用－</title>
         <description><![CDATA[
しばらくご無沙汰していましたが、薬の幻想についてまた続きを書きます。

過去の記事はコチラ↓

◆クスリの幻想　－その1　薬のタネ－<a href="http://www.metabo-help.com/drblog/0004/1_7.html">
http://www.metabo-help.com/drblog/0004/1_7.html</a>

◆クスリの幻想　－その2　大きな誤解－
<a href="http://www.metabo-help.com/drblog/0004/2_7.html">http://www.metabo-help.com/drblog/0004/2_7.html</a>

さて前回まで薬に効果があるとはどういうことかについて、薬を開発するときに欠かせない臨床試験について、
その仕組みやその意義について書いてきました。
その中で、同じ薬を同じ量飲んでも効く人もいれば効かない人もいるというお話をしました。
今回はこれがどんな理由によるのかという話をしたいと思います。

薬も化学物質のもの、抗体やホルモンなどタンパク質のもの等いろいろな種類がありますので、
最も一般的な小さい分子の化学物質の薬を例に取り上げたいと思います。
この種類の薬は大抵錠剤とかカプセルの形を取っています。飲みますと胃の中で溶けてばらばらになり、
小腸の入り口に近いところで吸収されます。このときにどの程度吸収されるかが一番重要なところで、
如何に培養細胞や実験ネズミで効果があっても、この吸収が悪ければ薬にはなりません。
しかもこの吸収は個人によって大きな差があります。これを「吸収のばらつき」といいます。

製薬会社では研究開発段階で、一番ばらつきの少ない化学物質を見つけて、それを薬にするわけですが、
それでも実際にはけっこうなばらつきがあります。当然薬は体の中に入ってはじめて作用するわけですから、
吸収されないことには薬としての効果が発揮できないことになります。

とりあえずその第一関門を突破して、吸収されたとしましょう。
今度はその吸収された化学成分が目的とする組織に届くかどうかが第二の関門になります。
大抵の薬の有効成分は分量としてはミリグラムの単位です。これが吸収されると体を巡っている血液に
溶け込んで薄まりますので、目的とする臓器に届く頃にはミリグラムの1000分の1の単位である、
マイクログラムの単位の濃さ、あるいはさらにその1000分の1であるピコグラム単位になります。
考えようによってはこんなわずかな量で作用が起こるわけですから、恐ろしいとも言えるでしょう。

こんなふうに吸収され、目的とする臓器や組織に薬が到達すると、そこで効果を発揮します。
もちろん他の臓器や組織にもほとんど同じくらいの量の薬が到達するわけですが、そこでは余分な効果を
発揮して欲しくないわけです。つまりそれが副作用につながるからです。
そこで薬にいろいろな仕掛けを施して、目的とする臓器や組織で働きやすくすることが薬として重要な
部分となります。

薬は目的とする臓器や組織で作用を及ぼした後、いつまでも体の中に残っていたのでは、
他の臓器や組織で悪さをする可能性も出てくるため、一定時間体の中にとどまったら徐々に外に出す
仕組みが必要となります。
このように体の中には体外から入ってきた化学物質を排除する仕組みがあり、これを解毒といいますが、
最近はやりの言葉で言えば「デトックス」ということになります。
デトックスは主に肝臓と腎臓で行われていて、薬は肝臓で無害な形に変えられて腎臓から尿として
出されたり、腸から便として出されたりします。
この肝臓で外から入ってきた化学物質を無害な形に変える酵素がチトクローム酵素といって、
「CYP」とう略号で呼ばれます。これにはいくつかの型があり、CYP2D6、CYP2C9といった具合に
書き表されます。薬の種類によって使われるチトクローム酵素の型が違います。

さて、この「CYP」という酵素も細胞が持っている遺伝子から読みとられて肝臓で作られるわけですが、
遺伝子のシリーズで書いてきましたように、この酵素の遺伝子にも変異があるのです。
この酵素の変異遺伝子を持っている人は、特定の薬の解毒作用が弱くなりますから、その薬を、
変異遺伝子を持っていない人と同じ量飲むとなかなか代謝されない、ということになりますので、
その薬の作用が強く、長く残ってしまいます。薬の量は平均的な人に効果があり、かつ副作用が
出にくい量が通常使われる量として決められ、この量で国から承認をもらうわけです。
従ってこのような遺伝子変異のある人まで考慮されていないわけで、そんな人では薬が効きすぎて、
副作用が出てしまうという事が起こりうるわけです。

<a href="http://www.artage-clinic.jp/" target="_blank">アーテイジ虎ノ門クリニック</a>では生活習慣病関連の遺伝子検査を行っておりますが、
この薬を解毒する酵素の遺伝子検査も行っています。
ほんのわずかな量で効果を現す薬ですから、体内での濃度がちょっと濃くなっただけでも副作用が起こる
可能性があります。もちろん副作用が出たら薬の種類を変えたり、量を減らしたりすればよいわけですが、
いくつかの薬を一緒に飲んでいる人ではどの薬が原因かわからない場合が多いのです。
また強い副作用の場合には後遺障害が残る場合もありますので、前もって調節の必要がある薬が
わかっていれば無駄な危険にさらされなくてもすむわけです。

私は長年薬の開発に携わってきて、効果が高くて副作用の無い薬は夢ではありますが、
それは望めないのが現実だということが分かってきました。
であるなら、副作用が避けられ、より効果を高くする方法があるなら、それを是非取り入れて、どうしても薬が
必要な患者さんが安心して治療を受けていただけるようになって欲しいと願っています。

薬の代謝に係わる遺伝子の検査もまだ完全とは言いがたいですが、少しでも薬の危険性を減らすことに
役立つ有力な方法のひとつだと思っています。
薬を毎日使っておられる方で、心配のある方は是非一度ご相談ください。

【遺伝子検査・肥満外来の専門医院】アーテイジ虎ノ門クリニック
<a href="http://www.artage-clinic.jp/" target="_blank">http://www.artage-clinic.jp/</a>
]]></description>
         <link>http://www.metabo-help.com/drblog/0015/3_8.html</link>
         <guid>http://www.metabo-help.com/drblog/0015/3_8.html</guid>
        
          <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">0015遺伝子検査</category>
        
        
         <pubDate>Mon, 26 Sep 2011 18:38:06 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>肥満遺伝子＝肥るという誤解</title>
         <description><![CDATA[ここ何ヶ月かメタボヘルプ.comの遺伝子シリーズで、その働きについて解説しています。
なるべくわかりやすくと努力はしているのですが、実際の働きそのものがなかなか難解な部分もあり、
一部わかりにくいところがある点はお詫びいたします。
もし、ここはどうなの？というところがありましたら、遠慮なくメールなり、お電話なりでご連絡いただければ
と思います。

さてそんな中で肥満遺伝子については皆さん関心がおありのようで、時折ご質問いただくのは
「肥満遺伝子がないといわれたけれど、現実肥っているのはどういうわけだ」、というものです。
これは遺伝子解説シリーズの中で何度か書きましたが、今、一般的に肥満遺伝子と呼ばれている
変異遺伝子は、正確には倹約遺伝子というのがその役割を表す言葉としては正確です。
この遺伝子変異は人の体を肥らせる遺伝子ではありません。

昨今はやりの「省エネ」をもたらしてくれる遺伝子なのです。
つまりこの遺伝子変異が働くことによって、体は省エネモードになるわけです。
せっかく体自体が省エネモードなのに、過剰なエネルギー摂取をしてしまえば、省エネでない人たちより
余計にエネルギーが余ってしまって、その余った分が脂肪として蓄積されるということです。

ご安心いただきたいのは、この、いわゆる「肥満遺伝子」を持っている人たちは決してやせにくいと
いうものではありません。
たとえばMetabolismという医学雑誌に2008年に発表された臨床試験の論文があります。
これは肥満遺伝子の一つであるアドレナリンβ3受容体遺伝子変異のある人と変異のない人で
ダイエットによる減量効果を比較したところ、差がなかったという結果が出されています。

要は必要な食事の量は遺伝的にある程度決まっていて、それを超えて食べれば肥るし、少なければ
やせるというもので、肥満遺伝子があり肥ってしまった人でも上手に食事量を減らすことができれば、
それなりに減量の結果は出せるということです。逆に肥満遺伝子がなくても、食べ過ぎていれば
肥ってしまうのは当然のことです。

それでは遺伝子を解析してもしなくてもやることはいっしょではないか、といわれそうですが、
遺伝子変異の有無がわかれば、どこまで食事を減らすかという面では参考になるといえるでしょう。
ただし、たとえば倹約遺伝子ひとつをとっても、いくつもの倹約遺伝子があるわけで、正直なところ、
その中でひとつの遺伝子変異のありなしをはかってみてもあまり意味がないということはおわかりいただける
かと思います。
肥満や生活習慣病では多くの遺伝子がお互いに影響し合う中で、病気が出たり出なかったりする
わけですから、様々な関連する遺伝子をはかって、その変異のあるなしで、総合的に判断する必要が
あるのです。
このように、遺伝子検査は未来の健康サポートやダイエットに大変有意義な手段といえます。
興味を持っていただいた方は、ぜひこのような点をご理解された上で、遺伝子検査を受けて
いただきたいと思います。

ドクター内山の「遺伝子」ふしぎ発見！　
<a href="http://www.metabo-help.com/0030.html">http://www.metabo-help.com/0030.html</a>

アーテイジ虎ノ門クリニック
<a href="http://www.artage-clinic.jp/" target="_blank">http://www.artage-clinic.jp/</a>
]]></description>
         <link>http://www.metabo-help.com/drblog/0015/post_98.html</link>
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          <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">0015遺伝子検査</category>
        
        
         <pubDate>Fri, 26 Aug 2011 16:32:06 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>女性セブンの取材を受けて</title>
         <description><![CDATA[先日「女性セブン」という週刊誌の記者さんから取材がありました。
取材内容は、アラフォー世代の女性の肥満についてということでした。

40歳代というと男性ではそろそろメタボということで、胴回りにブクブクと肉がついてくる年代ですが、
女性ではどちらかというとしっかり体型を保っている方が多いようです。しかしこの年代になりますと
細胞の活性も落ちてきて、脂肪の蓄積も気になり始めるのではないかと思います。

<a href="http://www.metabo-help.com/1111.html" target="_blank">拙著、Ｑ脳ダイエット</a>で書かせていただいた内容ですが、なぜ肥ってしまうのか、
せっかく痩せたと思ってもなぜすぐリバウンドしてしまうのか、ということを記者の方にお話しさせていただきました。

その取材の中で、肥満遺伝子の話がありました。
私のブログでも書かせていただきましたが、肥満遺伝子は倹約遺伝子というのが実は正確で、
エネルギー代謝を節約することで活躍している遺伝子です。日本人の祖先は農耕民族で、
土地に縛られてきたわけです。狩猟民族でしたら食物が無くなれば、獲物のいる土地に移動すれば
よい話ですが、農耕民族はそうはいきません。冷害や干ばつで作物が取れなくなっても、
他の土地に移動してまた畑を一から耕すよりは、じっとそこで我慢していた方が効率的でした。

じっとがまんしていれば翌年にはまた気候も変わって作物が取れるようになる、とじっと同じ土地に
しがみついてきたわけです。そのため飢餓に強い人間が生き残ってきたわけで、基礎代謝を低く抑えて、
取れる範囲の栄養で生きながらえてきた人間の子孫が今の日本人です。

ところが現代のように飽食の時代にあってはその遺伝子が逆に作用して、脂肪を貯め込む方向に
はたらいてしまっているのです。その結果、肥満遺伝子というありがたくない名前を
頂戴する羽目になってしまったというわけです。

確かに日本人は土地への執着が強烈です。
たとえば成田空港をみていただければよくわかると思います。
いまだに先祖代々の土地にしがみついて、滑走路の真ん中に個人の家があるという諸外国からすれば
考えられない状態が生じているわけです。
ビジネスの世界でもまた同様で、グローバル企業ではアメリカからヨーロッパ、アジア、アフリカへの転勤など当たり前で、
日本人に比べるとはるかにその移動はダイナミックですし、それほど生まれた土地への執着はないようです。

ですから日本発のグローバル企業が数少ないのも肥満遺伝子が絡んでいたのかと思わないではありません。
3月に起こった未曾有の大震災に際しても皆じっと我慢して堪え忍んでいる姿が諸外国から
絶賛されましたが、これもまさに肥満遺伝子の延長線上にあるかのようです。

今回の取材を通して改めて考えましたのは、遺伝子変異が性格に及ぼす影響というのは
どうなのかということです。
各臓器はそれぞれ固有の遺伝子が働いて、そこから作り出されたタンパク質によって臓器特有の代謝を
行っているわけですが、脳もまたしかりです。体全体で６０兆個もの細胞が働いていますが、
その細胞の持つ遺伝子はすべて同一です。ただ各臓器によって、タンパク質に翻訳されている
遺伝子は異なりますが、その遺伝子変異は何らかの影響を及ぼしていてもおかしくはないような気がします。

つまり脳の細胞でも倹約遺伝子が何らかの働きをしているのであれば、それが人の性格に影響を
及ぼしていても何らふしぎではありません。
このあたりの遺伝子変異と脳のはたきの関係については、まだ十分解明されているわけでは
ありませんので、今後の研究が期待されます。

来週の女性セブンでは様々な方面の方に取材してまとめた記事が掲載される予定ですので、
8月4日発売の「女性セブン」をぜひご覧ください。
]]></description>
         <link>http://www.metabo-help.com/drblog/cat80/post_97.html</link>
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          <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">0000メタボリックシンドローム</category>
        
        
         <pubDate>Fri, 29 Jul 2011 10:42:13 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>恐ろしや甘いもの</title>
         <description><![CDATA[
最近メタボヘルプの相談コーナーに甘い物好きさんからの相談が続いています。
実は甘いもの（お砂糖系）は麻薬に匹敵する依存性を誘導するという少し怖いお話をしましょう。

「依存性」という言葉は医学用語ですが、普通に使われる「依存」とほぼ同じ意味で、
つい頼ってしまうという事です。
つまりタバコや麻薬を一端始めたら止められなくなることをいいますね。中毒という言葉もありますが、
これは別の意味で使われることも多いので、今回は依存性、依存症でいきましょう。

あるものに対して依存性ができてしまったときの特徴としては、
1．	乱用：たくさん使ってしまうこと
2．	禁断：無くなると通常で無い状態となる（イライラする、気分が悪くなる等）
3．	渇望：使わないではいられなくなる
4．	増感、鋭敏化：敏感になる、ちょっとしたきっかけでそればかり考えてしまう

改めていわれてみると、甘い物好きの方、思い当たる節があるのでは？

甘いもの、たとえばチョコレートやケーキなどのコマーシャルや写真を見ると食べたくなる（増感、鋭敏化）、
食べ始めると次々食べてしまう、止められなくなる（乱用）、また一端止めてもまた食べたくなる（渇望）。
しばらく食べないでいるとイライラする（禁断）。といった具合です。

甘いものを食べたとき脳の中で起こっていることは、ドーパミンなど脳が気持ちよいと感じたときにでる、
ご褒美物質がでて、その行動を習慣づける部位が活性化されます。
このような一連の脳内の反応は、麻薬を使ったときと同じであることが実験的に確認されています。

甘いものの最小単位であるグルコースは脳の唯一のエネルギー源ですから、当然グルコースを欲しくなって
当然なのですが、人工的な甘味は限度を超えて脳を刺激してしまいます。
通常はお腹がいっぱいになると満腹中枢が働いて、それ以上は食欲が抑えられて食べることを
止めるのですが、人工的な過度の甘味はこの満腹中枢を麻痺させてしまいます。

さんざんフルコースの料理をこれ以上無理というほど食べても、デザートをみてしまうと満腹中枢が
リセットされてしまうのです。依存性ができていない人は、メニューを見せられたくらいでは、満腹中枢は
リセットされず、お腹がいっぱいだからもういいや、となるのですが、依存性ができている人は
甘味に対して感覚が鋭くなっていますから、メニューを見ただけでその味を想像し、満腹中枢がリセット・・・
もう止めることはできません。

グルコースを大量にとっても何も悪いことがおこらなければよいのですが、必要以上に摂るとまず肝臓に
グリコーゲンとして貯まります。それでも処理しきれないほど大量に余ってきますと、実は脂肪に変えられて脂肪組織に貯められるのです。
これを繰り返すと、もう立派な肥満です。

依存性のできてしまった人は、これから脱却しない限り夜中にお腹が空いて眠れなくなり、甘いものを探して、
手当たり次第食べてしまうという事も起こります。こうなってしまうと自分でダイエットしようと思っても、とても無理で、病気に近いため専門家の手助けが
必要になります。

この依存性をリセットするためには、強い甘味になれた体や脳を再教育する必要があります。
食事の組み立てを変え、特に甘味の少ないものを食べるといったカウンセリングが必要となりますが、
個人によって有効なやり方が異なります。

いろいろな手段で脳をリセットしていくわけですが、ご心配な方は一度ご相談ください。

アーテイジ虎ノ門クリニック
<a href="http://www.artage-clinic.jp/" target="_blank">http://www.artage-clinic.jp/</a>
]]></description>
         <link>http://www.metabo-help.com/drblog/cat29/post_96.html</link>
         <guid>http://www.metabo-help.com/drblog/cat29/post_96.html</guid>
        
          <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">0001食生活</category>
        
          <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">0002正しいダイエット知識</category>
        
        
         <pubDate>Wed, 13 Jul 2011 15:46:59 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>高血圧遺伝子について</title>
         <description>
たとえばみなさんが電車に乗り遅れる！と駅の階段を走り上がったとします。
途中まではなんということもなく上がれるでしょうが、だんだん足が重くなり、心臓バクバク、
息はゼイゼイという感じではないでしょうか。
階段を上ると足の筋肉を使いますから、まず筋肉で酸素とエネルギーが必要になります。
臓器がもっと血液が欲しい、となった場合には血管が開いて大量の血液を送り込む準備をします。
当然心臓の方もそれに合わせて反応します。

心臓が多くの血液を送りだそうとするときに、2つの方法があります。
ひとつは1回の拍動で送り出す血液の量を増やす。もう一つは拍動の回数も増やす。
急に血液が必要になりますと、大抵はこの2つが起こります。また酸素もたくさん必要なので、肺に
ついても同じ事が起こって、肺へ流れ込む血液の量が増え、また呼吸の回数が増えます。
その結果、心臓バクバク、息はゼイゼイ、という状態になるのです。このときに筋肉の血管で何が
起こっているかといいますと、交感神経が働いて血管を広げようとしますし、逆に皮膚や内臓への血管は
細くして血液を筋肉に集中させます。

人間の体はこのようにいつ何時、急な動きが必要になるかも知れない、ということで常に一定の血圧を保つ
仕組みができています。冒頭のお話しで、心臓の送り出す血液の量と、血管の伸び縮みで血圧が調節
されていることがおわかりいただけたかと思います。

急に走って階段を上るといった急激な動きに対しては、血圧を変動させて流れる血液の量を調節するのは、
主に自律神経系ですが、日常の血圧を調節しているのは、細胞から作られるホルモンの様な働きをする
タンパク質が活躍します。

たとえば血管の中から血管を広げる物質が作られます。
これが一酸化窒素（NO）です。YES、NOのNOではありません。窒素のNと酸素のOです。
このNOを作り出すのが、eＮＯＳという酵素です。NOSというのは一酸化窒素（Nitric Oxide: NO）を
作り出す酵素（合成酵素といいますが、synthetaseのＳです）で、頭についている小文字のeは血管内
皮細胞という部位を表します。

NOのような単純な物質が実に見事に血管の動きを支配している、ということが発見されたのはごく
最近のことで、これを発見したムラド博士、ファーチゴット博士、イグナロ博士の3名に1998年の
ノーベル医学・生理学賞が授与されています。

さてこのeNOSという酵素を作る設計図である遺伝子に変異（一部のＤＮＡの並び方が普通の人と異なる
遺伝子のことを変異遺伝子といいます）があると、このeNOSの働きが悪くなり、必要なときにＮＯが
必要な量を作り出せない、結果として血管が広がったり、細くなったりという動きが鈍くなるということです。
日本人の2割程度に変異を持っている人がいます。

またeNOS以外にもアンジオテンシンという血圧を上げるタンパク質がありますが、このタンパク質の
大元であるアンジオテンシノーゲンを作る遺伝子も、日本人には変異が多くみられます。このアンジオ
テンシノーゲンをつくる遺伝子に変異があると、塩分に敏感で、少量の塩分で血圧が上がります。
この変異を持っている祖先は人類の創生期、アフリカ内陸部で塩があまり手に入らない地区で生き残った
人類であろうと言われています。多くの日本人はこの変異を持っているので、塩分の多い食事をしていると
血圧が高くなる人が多いというのはその辺の理由のようです。
こういった人たちは反対に塩分を制限すれば血圧が下がりやすく、塩分制限が高血圧のよい治療になると
いうことです。

このアンジオテンシノーゲンは腎臓で作られるレニンという酵素で、一部が切られてアンジオテンシンI に
なります。さらにアンジオテンシン変換酵素によりアンジオテンシンII となり、これが細胞の受容体という
受け皿に入り込みますと、血管が収縮して、血圧が上がる仕組みになっています。

またブラジキニンという物質も血管を縮めて血圧を上げる作用があります。

血圧の調節にはこのように
自律神経系やホルモン様タンパク質の多くが関わっており、大変複雑です。ですからこの辺のタンパク質や
それを変化させる酵素を作る遺伝子に変異がありますと、高血圧になりやすいということになるわけです。
健康診断で血圧が高いといわれた人は、遺伝子検査でどんなタンパク質の異常が関係しているのか
調べておくことが、高血圧の治療に大変役に立つということになります。

</description>
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          <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">0015遺伝子検査</category>
        
        
         <pubDate>Wed, 15 Jun 2011 11:38:04 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>地球リズム</title>
         <description><![CDATA[先日開催された第54回日本糖尿病学会（5月19〜21日，札幌市）に北海道を代表する人として
脚本家の倉本聰氏が招待講演を行ったという記事が、ある医師向けサイトに掲載されていました。
興味深い記事でしたのでちょっと引用してその所感を述べたいと思います。

今回の東北大震災と福島原発の事故をみて、倉本氏は日本の歴史における「第3の敗戦」と位置づけ、
この復興には既成概念の転換が必要としました。それは特に豊かさの象徴として電力があり、
原子力発電があればこそ実現できた豊かさ、今後は今と変わらぬ生活を求めるのであれば原発は
必要だし、今回以上の災害が起こることを覚悟しておかなければならない。
そうではなく、原発が必要なくなるようなもっと質素な暮しに戻るべきだという主張であったと
いうことです。
倉本氏は自身の作である「北の国から」を引用しながら以下のように発言されたとのことです。

<strong>「都会から電気も水道も通っていない富良野に移住した兄妹が『電気がなければ
暮らせませんよ。夜になったらどうするの？』と父に聞くと，父は『夜になったら
寝るんです』と答えた。夜は本来寝るものだった。
それを明るくするために電気が発明され，今はそれがまぶしいくらいに夜を圧してしまった。
ぼくが富良野に移住して初めての夜，手のひらすら見えない闇の中で熊とお化けにおびえ，
一睡もできなかった。
このまま闇が続くのではないかと考えていたところ，鳥の声がかすかに聞こえ，
シュラフからおそるおそる首を出してみると，森に光が差し，やがて太陽が上がってきた。
そのとき，太陽の光がこんなにありがたいものだったのかと気付くと同時に，それを
すっかり忘れていた自分にがくぜんとした。
本来，われわれは光と熱を太陽から得ていたが，その根源を忘れ去っていたのだ。
当たり前過ぎることは忘れてしまう。呼吸もそうだろう」</strong>

このような原始に戻る生活をしたいとは自分自身思いませんが、少なくとも非常に重要なことを提示してくれていると思います。
便利さ、豊かさの中で、人はサボることを憶えました。ただその豊かさは人が作り出した幻想かも知れません。

このお話を読んで、「地球リズム」という言葉が思い浮かびました。
地球は多くの生命をはぐくんで、それらの生命体は地球全体としてつながっています。
地球上にあるほとんどすべての生命体は地球のリズムで動いていますが、唯一人類は自分たちのリズムで動こうとしています。
地球のリズムから外れることは大きなエネルギーを必要とします。
都会では夜になっても電気のおかげで昼のように明るい世界が実現できています。
暗くなったら寝る、という地球リズムが完全に無視され、その分余分なエネルギーが
使われているわけです。

これは今に始まったわけではなく、古代においては火のエネルギー、産業革命では熱と水蒸気の
エネルギー、もっとも最近が電気エネルギーです。このような巨大なエネルギーを浪費することを
憶えた人類は、地球を疲弊させ、また人自身も体の中で大きなストレスを抱え込むことになったのです。

たとえば肥満もそのひとつです。エレベーターやエスカレーター、自動車と便利なものを作り出し、
エネルギーをそこで使って、自分自身ではその分サボる。消費していないのだから、摂取する
エネルギーをもっと削減しないといけないのに、そちらの方はせっせと過剰に食べてしまう。

そしてその余剰エネルギーが脂肪としてたまるというわけです。そうしてメタボになって、
さらに高血圧、糖尿病、心筋梗塞、脳卒中で早死にしてしまう。
そうすると最近のエネルギー節約は自分の健康のためでもある、ということなのですかね。

皆さんで一緒にがんばりましょう。

]]></description>
         <link>http://www.metabo-help.com/drblog/0004/post_94.html</link>
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          <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">0004健康</category>
        
        
         <pubDate>Mon, 06 Jun 2011 09:24:10 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>エイズのはなし　－その4－</title>
         <description><![CDATA[今回はこのシリーズの最後で「抗エイズ薬の開発」についてです。

エイズのおはなしも第4弾となりましたが、皆様エイズ感染の仕組みはご理解頂けたでしょうか。ちょっと複雑ですが、これがウイルスというものです。

ウイルスは生物と無生物の間の存在ですが、そのようなものでも自分が生き残っていくために、こんな巧妙な仕組みをもっているのです。

ちなみに補足ですが、インフルエンザウイルスもＲＮＡウイルスなのですが、ウイルスが乗っ取る相手は免疫細胞ではなく、喉や気管支の粘膜細胞です。

また逆転写酵素を使ってＤＮＡを作ることはなく、ＲＮＡから直接メッセンジャーＲＮＡを作って
タンパク質を合成します。ですから感染してすぐにウイルスの増殖が始まり、症状が出ます。
同じＲＮＡウイルスといっても様々な種類があるのです。

さて、本題に戻りますが、もしみなさんが抗エイズウイルス薬を作るとしたら、どんな作用を持った薬剤を作りますか？
クスリづくりで大事な点は、人の正常な細胞では使われていないシステムを見つけ出して、
そこを邪魔する薬剤を作れば安全で効果的な薬剤が作れます。
病原菌やウイルスはヒトの細胞にはない、特徴的な酵素やタンパク質がありますので、
そこをブロックしてやればよいわけです。正常な細胞の活動に必要な酵素を邪魔する薬剤ですと、
正常細胞も影響を受けて、副作用が多発することになります。

前回のお話しで、まずエイズウイルスに特徴的な点は「逆転写酵素」です。
これはほとんどウイルスにしか存在しない酵素ですので、抗エイズウイルスとして最初にできた薬剤も
この逆転写酵素阻害剤（阻害剤というのは酵素の働きを邪魔する薬剤という意味です）でした
（薬剤名：レトロビル、ヴァイデックス、ザイアジェン等）。

ところがこの薬剤を使っていくと、ウイルスもその薬剤に耐性（薬剤に対して抵抗性ができ、
薬剤が効かなくなること）を持つようになってしまいました。化学構造を変えた逆転写酵素阻害剤も
数種類作られましたが、そのたびに耐性ウイルスが出現することになりました。

次に考えられたのがエイズウイルスの別の特徴であるプロテアーゼ阻害剤でした。
これは前回のお話しで、ウイルスＤＮＡからタンパク質がひとつながりの長い鎖として作られて、
それがプロテアーゼにより切り出されてエイズウイルスの部品が作られます、というお話しをしましたが、
このプロテアーゼを阻害する薬剤ができました（薬剤名：クリキシバン、ノービア、カレトラ、レキシバ、
プリジスタ等）。さらにこれらの逆転写酵素阻害剤とプロテアーゼ阻害剤とを組み合わせた、
多剤併用療法が有効なことがわかりました。

すなわちエイズウイルス産生のはじめと終わりを邪魔することにより、エイズの治療効果は
劇的に改善したのです。
それまでエイズを発症して免疫不全になって多くの患者さんが亡くなられていましたが、
この逆転写酵素阻害剤とプロテアーゼ阻害剤を組み合わせたＨＡＡＲＴ療法
（Highly Active Anti-Retrovial Therapy）ができてから、エイズが発症しない程度に、
ウイルスが増えるのを抑えることができるようになったのです。

しかしまだ耐性ウイルス出現の問題が残されています。
今まで使っていた薬剤が次第に効かなくなって、次々薬剤を変えていくというのが現状です。
最近では新しい作用の薬剤として、エイズウイルスＤＮＡをＴ細胞ＤＮＡに組み込むために必要な、
インテグラーゼという酵素を邪魔するインテグラーゼ阻害剤が開発されました（薬剤名：アイセントレス）。

またエイズウイルスがＴ細胞にとりつくときに、ＣＤ4といっしょにくっつくことが重要なＣＣＲ5という
タンパク質がありますが、そこがくっつかないようにするＣＣＲ5阻害剤も
開発されています（薬剤名：シーエルセントリ）。次々に新しい薬剤が開発されていますが
、耐性ウイルスとの追いかけっこのような状況です。まだウイルスを完全に駆逐するまでには
至っていません。
<img alt="エイズのはなし　－その4－" src="http://www.metabo-help.com/drblog/images/20110420_01.jpg" width="400" height="281"  />

最初にご紹介させていただいた中村キースへリング美術館でのエイズキャンペーンでも、
エイズ患者さんの手記の朗読がありました。いつか耐性ウイルスばかりとなり効く薬剤が
無くなったときの恐怖ですとか、抗エイズ薬での副作用に苦労されているお話しですとか、
つらい心情が直接伝わってきました。今回の4回シリーズでエイズウイルスの正体をご理解頂き、
まだ解決されたわけではないエイズやエイズウイルス感染症に今一度、
関心を持って頂ければ幸いです。]]></description>
         <link>http://www.metabo-help.com/drblog/0004/4_2.html</link>
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         <pubDate>Wed, 20 Apr 2011 12:59:31 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>「企業変革」と「ダイエット」の共通点？！</title>
         <description>
「企業変革」と「ダイエット」、ちょっと似ても似つかぬ2つのテーマですが、
意外に多くの共通点があります。
私は現在、製薬企業の業務改革などのコンサルティングも手がけているので、
今回はそんな二つのテーマの共通点を探ってみました。

まず1つ目の共通点としては、『明確なメッセージ』でしょうか。

会社で組織を変革するときには変革の先導役が必要です。
それは必ずしもカリスマ的リーダーである必要はありません。
わかりやすいメッセージで「変わらなければいけない！」と
多くの人が「腑に落ちる」戦略、それがあれば、会社は変革に向かって動いていきます。

組織改革は失敗することも多いですが、失敗理由の多くは変革の裏に隠された意図と
表向きのメッセージが食い違っていることです。
それが簡単に見透かされてしまうので、「そんなこと言っていても本当はこれが目的でしょう」といった
白けた雰囲気になってしまい、社員は変革を本気で受け取らなくなるのです。

ダイエットも似たようなところがあります。
ダイエットも体にとっては一種の変革です。体は会社の組織と同じように、
各臓器が調和を取って働いています。
しかしいつの間にか、脂肪が余分にたまる方向に各臓器が働いた結果肥満となるわけです。

それは倒産する企業とよく似ています。
過去に倒産した企業の共通点を見ると、例えば、山一証券では現場で多くの無駄が
発生しているのに、組織の責任者はいっさい指示を出さない。
あるいは自分たちに都合のよい理論がまかり通って、顧客に必要なものは何かという
視点が見失われ、ついには顧客から見放されてしまう。
気がついたときには借金がかさんで債務超過となり、
倒産ということになってしまったわけです。
最近では日本航空もそうですね。
社内の論理が世間一般の常識から外れてしまった結果ともいえるでしょう。

肥満も全く同じです。
こんな脂っこい物をたくさん食べていれば肥満になる、と分かっていながら止められない。
テレビを見ながらついポテトチップスやチョコレートに手が行く。
頭でわかっていて何とかそんな癖を直そうとするが、
何かにつけて都合のよい理屈をつけてしまう。
今日はちょっと疲れたからいいだろう、今日はいいことがあったから特別だ、などなど。

そうして次第に赤字ならぬ脂肪がたまって、債務超過すなわち肥満となり、
生活習慣病を発症して、めでたく会社更生法の申請ならぬ医者通いが始まるわけです。

さて、倒産しかけた企業が立ち直るためには、
先に述べた変革に向けたわかりやすいメッセージと腑に落ちる戦略が必要となります。
たとえば日産自動車ではゴーン社長の明確なメッセージと、
いくつかの工場閉鎖による減量作戦という目に見える戦略が功を奏しました。

ダイエットも全く同じです。
ダイエットに向けたわかりやすいメッセージとなるほどと自分で納得出来る戦略、
これが重要なカギとなります。
単にダイエットしようでは、メッセージとして弱いのです。
しっかりと具体的な目標、いついつまでにこうなる、という明確なボディイメージを
持つことが重要です。そしてそれを周囲に宣言します。

拙著、「Ｑ脳ダイエット」でも書きましたが、
指令を出すのはもちろん脳です（Ｑ脳ダイエットで言うところのＳ脳）。

しかし脳だけがわかっていてもダイエットは成功しません。
同じ脳の中にも抵抗勢力のＱ脳があります。そのためＱ脳をはじめとして
各臓器が納得してくれるようなメッセージでないといけません。
そして各臓器のことを考えて、バランスの良い食事をするという行動が必要となります。

次に自分だけにしか通用しない理由づけはしないということです。
たとえば今日はちょっと疲れたからといって、
チョコレートケーキを食べているとしましょう。
これはダイエット宣言を聞いた周囲の人間から見たら、理由はどうあれ
おかしいと思うでしょう。さらに無駄の排除。これは会社を建て直す際に、
お金の出入りを厳しく管理するのと同じで、食事量と運動量のバランスをしっかり考えて、
カロリー出納の無駄に鋭く切り込んでいきます。

会社の立て直しとダイエットとどちらがやさしいか、難しい問題ではありますが、
少なくともダイエットに成功した方は、会社においても変革のリーダーとして、
会社に大いに貢献できることでしょう。
ぜひそんな視点も持ちながら日々のお仕事に努めていただければ　幸いです。


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         <pubDate>Thu, 14 Apr 2011 11:20:49 +0900</pubDate>
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